こけし 箸置き (宮城)
以前、仙台のお土産屋さんで購入したこけしの箸置き。
箸置きと言うからには、普通のこけしに比べてはるかにコンパクトサイズなんですが、そのせいか胴体の模様も結構ディフォルメされています。
私の場合、購入するからには産地や系統を知ろうと店頭のマダムに詳細を聞くことが多いのですが、大抵は「ただのお土産品なので、そこまでよくわからない。」といわれる事が多く、今回もそのパターン(笑)
とりあえず私なりに模様を見るに「鳴子系」と「蔵王高湯系」がミックスされているようです。
たぶん制作しているトコロも、ただの箸置きなので深く考えずにそれっぽくしているのでしょうか?
とはいえども、そういうラフな部分から民芸品や郷土玩具が産みだされ、後世に定番として残る事も相当多いと個人的には思っているので、そういう曖昧さも面白いです。
ちなみに箸置きと言えどもしっかりと自立してくれるので、超ミニこけしとして棚の上にチョコンと置いておく予定です。
そして飽きたら箸置きにします(笑)