BLOG - 高山かおり(Magazine isn’t dead. 主宰/ライター)

ひとり〈消費生活〉124日目/125日目

◎3/16(月)本日の支出計0円

◎3/17(火)本日の支出計17,790円

・バス+電車代 439円

・宿泊費2泊分 16,330円

・コンビニで夜ごはんと明日の朝ごはん代 1,021円

 

2日分まとめて更新。

月曜、朝6時に一度目覚めたもののまだ起きたくない気持ちと早く目覚めたなら起きた方がいいのではという思いがせめぎ合ったが、眠気に負けて二度寝。目覚めると昨日と同じく11時前だった。久しぶりに行ったバイトで動かした身体が筋肉痛のように少々痛み、ぼーっとしたままとりあえず朝ごはんを食べる。昨日制作した超短文の原稿が戻ってきていたのを確認して修正して再納品すると、もう1本依頼があり、再び作成して納品。その他いつものようにニュースのチェックやメールの返信などに時間を割くと、集中力がもう切れてしまう。明日以降今週は体力的にスケジュールが厳しい週なのでこの辺りで休んだ方がいいかもと思い、手をつけたかった原稿を放り出して長めの昼寝。

夕方起きて、夜ごはんをゆっくりとつくり、食べる。手をつけたかった原稿はまだ〆切に余裕があるので、無理せず明日以降に持ち越すことにして、本をじっくりと読みながら就寝。

火曜、久しぶりに朝8時前に起きて身支度を整え、通院を続けている病院へ。いつも飲んでいる薬が切れそうになり、カレンダーを見ると診療日時の兼ね合いで今日しか行ける日がないことに昨日気づいてしまったのだ。病院も薬局も珍しく混んでいなかったのであっという間に薬の受け取りまで終わりホッとする。自宅に戻り、雑誌を詰め込み荷造りをして甲府へ向かう。途中、自宅近くの早咲きの桜が満開で、足元には白く可憐な花々が咲き誇っていた。春がぐんとこちらに近づいてきた気持ち。いつものように新宿バスターミナルから高速バスに乗り込むが、いつもこの時間は乗客が少ないはずなのに今日は大荷物を持った乗客が多い。自分もその一人ではあるのだが。春休みだからだろうか。

バスに揺られながら聴き逃したラジオや、いつも聴いているPodcast番組をひたすら聴き続けるものの、何度もうとうとしてしまい、半分は眠っていて全然頭に入ってこなかった。大月を過ぎたくらいでやっと目が覚め、真剣に耳を傾ける。「東京ビジネスハブ」の3月2日に更新されたcomugiさんによる「体験消費3.0。“SNS映え”より大事なのは“◯◯感覚”!」に大きく頷いてしまう。その中でホストの野村高文さんが、「パーソナルな経験はその人にしか書けないし、表現できない。だから面白いのでは」というような話をしていて、ものすごく腑に落ちる。ちょうど昨日配信されたLobsterrのvol.355でもAI時代の創作や価値に関する話題がピックアップされており、元記事を読むと「新聞に掲載される記事のうち、一体どれだけのものが誰にでも書けるものなのか(中略)またその中から本当に興味深く価値のあるものはどれほどあるのか」と冒頭にあり、核心を突かれたようでドキッとする。新聞は型が決まっており、訓練すれば誰にでも書ける文章であることは、ほんの数日前に別のジャーナリストもラジオで言っていて、本当にその通りだと思っている。ChatGPTに書き起こしを投げて「新聞記事の体裁で原稿を書いてください」とお願いすると、それなりのものがものの数秒で上がってくるのは確かであるし、さまざまな媒体の中でも新聞記事ほど早く仕上げられる原稿は他にない。記事にもよるが、通常の新聞記事を書く際は「個」の視点を入れずに客観性を重視するからである。人が企画を考えて、今後はAIアナウンサーのようにAI記者が記事を執筆する未来も近いのかもしれないと考えを巡らせてしまった。そして、だからこそ、近年日記や個人出版のムーブメントが盛り上がっているのだろうとも思い至った。要するに、よりパーソナルなものであることが人間らしくて面白いと世の中が受け止めているのではないかと。「最も個人的なことが、最もクリエイティブである」というのはあらゆる場所で何度も使われている某映画監督の言葉であるが、まさにこの現代を言い表しているように感じる。

そんなことを考えながらバスを降りると、甲府の駅前に佇む桜が満開で、通りがかるみなが顔を上げて桜を眺めている光景に思わず微笑んでしまった。青い空をバックにエネルギッシュに開く花びらが、人々を包み込んでいるように見えた。道中では水仙や菜の花も咲いていて、甲府に来て春がやってきたことをより実感する。宿にチェックインし、メールの返信や諸々雑務を終え、源泉掛け流しの温泉にゆっくりと浸かり身体がじんわりとほぐれていく。この感覚を味わいたかったのだと、肌が求めていたように温泉効果でつるつるになり、ほかほかと温まる。今日泊まっている宿の温泉がこの近辺では一番好きで、この宿にはかなり久しぶりに泊まったが、変わらないザ・ホテルマンのスマートなサービスや、館内に飾られている油絵なども好みで、やっぱりこの宿が好きだと感じ入る。

 

◎いま読んでいる本・雑誌

・だめをだいじょぶにしていく日々だよ(きくちゆみこ・著/twililight発行)

・SALUS Well-being vol.9(東急発行)【読了】

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