この夏の猛暑やられて、仕事終えシャワーを浴び、ビールを一杯飲んだら即バタンと眠る日々。このブログを書く元気もありませんでした。
庭仕事は基本アウトドア(ぼくの場合インドアも多いけど)にしても今年の夏はしんどい。この仕事をはじめてもう7、8年経つから慣れてはいるものの、やはり異常です。気温というか湿度なのか、不快指数が半端じゃない。
東京は沖縄と同じ気温になり、北海道が東京くらいになる、なんて専門家がもう10年前くらいから言ってるけどホントなのだと実感してます。
事実、以前は東京や関東では越冬できなかった南国の植物や庭木がいまやフツーに地植えできてしまう。それは庭師やガーデナーにとってはバリエーションも増え嬉しいことだけど、環境問題からすれば微妙ですよね。
ちなみにいま仕事は怒涛の忙しさ。ですが、たまに飲みに行くのはやはり元居た業界の仲間たちがほとんど。みんなの深刻さと、自分が置かれた環境との温度差にすこし戸惑っている。
ぶっちゃけてしまうと、この仕事にコロナの影響がほとんどない。むしろ前年より忙しいくらい。理由はステイホームしていて家や庭のことが余計に気になりはじめたのもあると思う。
というか、植物や庭木は勝手に伸びるし雑草も生えるものだから、お手入れやメンテナンスは待った無し。先延ばしするのはよほどの事情以外はない。あとは庭師を呼ぶほどの庭を持つ家のオーナーはそもそも経済的に余裕のあるひとばかり。
そういうひとが東京にはまだまだゴマンといるわけです。いまさらながら庭師になっておいて助かった…と感じている。どうですか?これから職人目指すのもみなさんありなんじゃないですか?笑
それから、もう一度貼っておきますが先日インスタライブであれこれ話した通り、ぼくは作庭や創作などクリエイトだけしていたいタイプで、基本的には剪定とかお手入れはやりたくない(飽きてしまった)。しかし、上記したようこんな状況でも仕事はたくさん転がっています。
最近、庭師の定番道具にもいろいろ革命が起きていて、マキタの充電式園芸工具(エレクトリックシリーズ)の進化がすごい。ひと昔まえは電動マシンなんて所詮家庭用のアマチュア道具などと見向きもしなかったけど、もはやプロユースで遜色ない。とくにブロアーはもうエンジンに戻れないくらい良い。ほかチェーンソー、草刈り機、ヘッジトリマー等、お馴染みの必需品すべてエレクトロでいいと思うくらい。なんせ電動はうるさくない。静かに品良く仕事ができる。これに尽きます。
もちろん、鍛治職人の手打ち剪定鋏(ハサミ)や鋸(ノコ)などオールドスクールな手道具は老舗の名品がいい。けど機械なんて、どーでもいいから最新のモノがベストです。
マウスピース矯正はじめました。スキャンしたぼくの歯だそうです。