夏に「投票の大切さ」について書きましたが、あっという間に秋の衆院選。今週末はいよいよ投票日です。
ぼくは期日前投票に行ってきました。
あらためて思うのは、投票は「政治の通信簿」ということ。
通信簿。子供の頃、学校でありましたよね。ぼくは会社員時代は半期に一度上司との面談がありましたが、それも通信簿みたいなもの。学業や仕事の成果を評価されているのです。
「なんだよ、オレも評価する側に回りたいよ」
安心してください。ぼくら有権者は、投票することで政治を評価することができます。
「この4年間はよい政治が行われたな」と評価するなら、与党に。
「この4年間は悪くなるばかりだった」と評価するなら、野党に投票しましょう。
最悪なのが、投票に行かないこと。
「誰に投票しても変わらない」
「誰にも賛同できない」
と思っている方がいたら、その考え方を少し変えてみましょう。周りの人たちの中で、自分とまったく同じ考えの人はいますか?そうそういませんよね。それと同じで、自分にとって100点満点の候補者や政党など存在しないのです。だから、自分の選挙区の候補者の中から
「こいつは最悪」
「この人はまあまあ」
であれば、「まあまあ」の候補者に投票すればいいのです。
「こいつにだけは当選させたくない」
と思ったら、ライバルの候補者に投票しましょう。幸い、今回は(自民党の短期決戦作戦のため)候補者が前回より少ない上に、野党共闘のため与野党の対立が明確です。
政治に対する評価や社会に対する考え方は人それぞれ。誰に、どの政党に投票するかは自由。ただ「投票しない」という選択は投票率の低下につながり、国民の意見が政治に反映されにくかったり、既得権益に基づく組織票の影響が大きくなり、結果的に国民主権の日本にとってはネガティブです。
つまり、投票に行かないということは、日本にとって悪いことなのです。
自分のためだけではなく、社会のため、日本の未来のために、投票にいきましょう。評価されるばかりではなく、政府に投票という通信簿を突きつけましょう!
ちなみに2017年の衆院選は54%、2019年参院選は49%の投票率でした。今回は上がるかな。
ここからは個人的な意見。
今の日本、どうですかね。先日は生活保護を知らずに家族を殺したというニュースがありました。20年前、そんな事件を聞くことはなかったように思います。
昨日見ていたYoutubeでは、社会学者の西田亮介東工大准教授が、
「今、中国から来る留学生は中国語、英語、日本語を話せるがトップではない。日本には安いから来る。日本人がそれができない(3ヶ国語を話すことができない)。真正面から闘争してはいけない。闘うのは無理。」
と話していました。非正規雇用者は増え、30年前から平均賃金は下がり、税金と保険料は上がり続けるので生活は楽にならず、国際競争力は下がるばかり。
これは政治の責任が多大にあると思います。(逆に言えば政権に好き放題させる国民の責任でもあるのですが)
今週は自民党副総裁である麻生太郎氏が、「温暖化のおかげで北海道の米がうまくなった」と発言しました。完全に間違った認識ですが、もちろん本人は謝罪しません。
どんな疑惑があっても責任説明を果たさず、日本に嘘や隠蔽や改ざんを蔓延させる自民党は、悪の秘密結社のようです。
今の与党は国民を見ていない。結局、国民は舐められているんですよね。
日本は声を上げないことが美徳のような風潮もありますが、黙っていたら好き放題されるのは当たり前。野党による政権交代は期待できませんが、与党の議席を減らすことで政治に緊張感を持たせることはできる。
声を上げなくてもいい。でも今の日本に満足していない人や、日本の未来を不安に感じている人は、ぜひ与党以外に投票しましょう。与党の政治家に、国民の力を侮るなと伝えたい。
PS 維新の会や国民民主党は自民党の補完勢力なので、できれば避けましょう。
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