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BLOG - 蔡 俊行(フイナム発行人)

Apple watch

 数年前からApple watchを使っていて、他の時計はほとんどしなくなった。若い頃に10万円あまりで買った、ロレックスのエクスプローラー1もオーバーホールから戻ったきり箱に入ったままだ。TPOに合わせて時計を着替える人も少なくないが、利便性から後戻りできない。

 最近、バッテリーの持ちが悪くなっているのでそろそろ新しいモデルが欲しいが、数日後にApple新製品発表イベントで刷新されるかもという噂だからそれを待とうと思う。電話は2年、時計は3年で買い換えるApple信者に落ちてしまった。

 このスマートウォッチのいいところのひとつが、万歩計機能。誰もがいかに運動不足かを突きつけられる。こいつを手にして以来、以前ならタクシーに乗るところを歩くようにしている。だいたいの目安は25分。それ以内だと歩く。

 狩猟採集生活をしていた頃の人類は一日2万歩くらい歩いていたという。いま目標にしているのは1万歩だからそれでもまだ足りない。産業革命前の人たちでも1万6000歩くらい歩いてたというからね。人類は数十万年、長距離を歩きながら進歩してきた。わずか200年あまりでこんなにだらけていいわけない。

 そして最もありがたいのが、ワークアウトの記録である。現時点では特にランニング。なんせ、来月フルマラソン走るから。

 このデバイスで計測したデータをiPhoneで確認できるのだが、8月の総走行距離が120kmあまり。長年走っているが、月間最長不倒距離でないかと思う。暑い中よく走ったものだ。

 昨日から9月がスタートした。今月も同じくらい走りたいと決意を固めるのにちょうどいい肌寒い気温だった。小雨の中、公園内を走ったのだが、思いのほかスピードが出る。30度近い日だと息絶え絶えだったのが、まるでスキップしているように足が出る。走りと気温の相関性というのをまざまざと突きつけられる。このまま涼しくなってくれれば快調に距離を踏めそうだが、まあそう単純にはいかないだろう。

 おかげで今日は朝からぐったり。ちょっと距離やりすぎた。ほどほどにしないとね。

 

 

 

 

 

 

 

 

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