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BLOG - 蔡 俊行(フイナム発行人)

パンツ

 いい年こいて穴の空いたパンツを履いていた。気付くのが遅れていたら、ジムなどで赤っ恥をかくところだった。昔の人は、これに当て布をしてかがってまだ使っていたがこんにちでは、さすがに処分ということになるだろう。

 いま使っているのは、もう随分前になるがニューヨークに出張にいった時まとめ買いしたものだ。大抵向こうに行くとアウトレットやファイリーズベースメント(ボストン)、あるいはセンチュリー21(ニューヨーク)のようなところでまとめ買いする。日本で買うよりとにかく安い。このたびのシリーズはニューヨークで買ったもの。わざわざ下着のためにワーツドトレードセンター跡地の隣に立っているセンチュリー21まで行く。近くのアウトドア屋もみたいからちょうどいいという理由で。

 一度に7~8枚買ってくるくる回しながら履いているから、どれもだいたい寿命は同じくらい。穴が空いたから他の個体を見てみたが、どれもそろそろ怪しい。というわけで新しいパンツを買うことにした。

 数年前、一度<サンスペル>のものがいいと思って、某ショップで買い物した。直接身につけるものは、買ってまず洗濯するというのが習いだから、家で洗濯し乾燥機にかけた。するとどうだろう。見る影もなく縮んでしまったのだ。

 洗濯表示をみると乾燥機は確かNG。つまり100%こちらの過失。

 しかしゴムになにもロゴが入ってないコットン製で、シンプルなデザインといえばここしか見当たらない。そして先日店舗に電話をかけて問い合わせてみた。さすがに何年も経つと製品も進歩して、縮み防止加工をしたものがでているだろうと。いやいや。ダメでした。ここの製品は乾燥機は推奨できないということです。残念だなあ。

 コットンジャージ製でトランクス型(ボクサーショーツ型ではない)の製品って他に一体どこにあるのだろう。というかそういうのを探して読者に進めるのがおまえの役目だろ、と突っ込まれそうですが。

 すこし頑張って探してみます。

 

 

 

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