OWLの小牟田です。
今さら何を言ってるんだという話なのでしょうが、洋画って本当にヒットしづらいんですね。。
『チャレンジャーズ』、自分は結構好きでしたし、映画ファンのなかでも評判はいいようですが、興行成績はだいぶ苦戦している模様。自分が鑑賞した際も、劇場はかなりまばらな人入り。
ルカ・グァダニーノ監督の新作、ゼンデイヤの主演作というだけで食指が動く人は想像以上に少ないと言うことなのでしょう。難しいことを考えずともシンプルに楽しめる娯楽作だと思うんですが。。
音楽もナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナーと、アッティカス・ロスという黄金コンビ。ごくごく日常的なシーンで流れるバキバキの四つ打ちがとても気持ちがいいです。
一人の女性を二人の男性が取り合う?と言う構図は、つい先日公開された『パスト ライブス/再会』と同じ。しかも、監督・脚本を担当したセリーヌ・ソンのパートナーが、『チャレンジャーズ』の脚本を書いたジャスティン・クリツケスという事実は、映画ファンをざわつかせているようです。
こういうコンテクストがわかると、より楽しめることは間違いないですが、全然知らなくとも楽しめた方がいいとも思います。MCUにしっかりついていける人って限られてくると思うんですよね。
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ともかく邦画が元気な最近ですが、自分的にも結構気になる作品が今年は多く公開されたりしています。
三宅唱監督の『夜明けの全て』、濱口竜介監督の『悪は存在しない』、山中瑶子監督の『ナミビアの砂漠』などなど。
ホラーは嫌いですが、黒沢清監督の『蛇の道』は興味ありありです。
このインタビューとか最高でした。