先日のブログでお伝えした「The Spectacle」のトランクショーを開催し、大盛況でした!
「グローブスペックス」ではトランクショーを行う際、基本的にデザイナーを会場に呼びます。コロナ禍の影響で2019年以降は来日が難しくなっていましたが、今年に入りやっと規制が緩和されたことでイベントを復活させることができました。
「The Spectacle」はリアルアンティークとビンテージアイウェアのコレクション。コレクターであるJay Owens(ジェイ・オーウェンズ)氏も2019年以来の来日になりました。
「The Spectacle」は「グローブスペックス」がスタートした1998年からずっと紹介し続けてきたコレクションですが、当初は1920年代から40年代くらいまでの金張りメタルの眼鏡のみでした。今は1900年代から20年代の金張り一山式アイウェア、1950年代から60年代のブロウタイプやアセテートプラスチックのタイプ、1950年代のパイロットグラス、1970年代のダブルブリッジメタルなどを取り扱い、ビンテージとアンティークアイウェアの幅がかなり広がりました。
今回は久々にJay Owens氏から直接紹介を受けられるトランクショーであることと、今までで最大規模となる500本ものアンティークとビンテージアイウェアを見ることのできるイベントだったので、北海道から九州まで、非常に多くのお客様にご来場頂きました。
会場内はこんな様子でした。
4年ぶりのトランクショーに張り切るJay Owens氏。
最も「The Spectacle」らしいオーセンティックな1930年代から40年代の金張りアイウェア。
より年代の古い1920年代くらいのアンティークアイウェア。凝った彫金が非常に美しいです。
1920年代の美しい金張りアイウェア。ファッションというより顔に付けるジュエリーという佇まい。
1950年代から60年台のZyl(ザイル)アイウェア。VIP Safetyと呼ばれるデコラティブな鋲飾りのデザインが中心のトレイ。
後発の「TITMUS」社のデザインは「American Optical」など大手と対抗するためにこの様な特徴的で魅力的なデザインも多いです。
上段の棚はケネディ大統領が愛用していたことで有名な「American Optical」社の「SARATOGA」。下段のステージ上は初めてブロウ枠が発明された「Shuron」社の「RonSir」や、マルコムXが愛用していたブロウ枠など、さまざまなサーモントアイウェアが並んでいます。写真下もさまざまなサーモントアイウェア。
1950年代から70年代の金張りアイウェア。ダブルブリッジになりレンズサイズも大きくなり、ファッション化が進んでいます。
他にもこのようにたくさんの金張りアイウェアや、今ではかなり入手困難となった「TART OPTICAL」の人気モデル「Arnel」(よくジョニー・デップが掛けているアイウェアです)も多く並んでいました。
たくさんのお客様にご来場頂きました。
女性に似合うアンティークとビンテージもたくさんありました。
ビンテージデザインのプロフェッショナルである「Old Joe」の髙木さんや、「Hooked Vintage」の安藤さんにも来場頂き楽しい時間をご一緒できました。
今後も定期的に海外からデザイナーやJayを招いてイベントを開催する予定ですのでお楽しみに!
また「The Spectacle」に関して「グローブスペックス」は世界中の取り扱い店の中でも最大規模の本数とバリエーションを常備していますので、イベントに来られなかった方々もぜひ見に来てください。