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BLOG - 小林孝行(flotsam books オーナー)

今日のお客さん 2021.04.16.

今日のお客さんもそろそろ更新が苦痛になってきた。
なんていうか。
ほとんどの事柄がそうだとは思うんだけども。
「したい!」
「やりたい!」
の場合は苦もなく出来る。
むしろ楽しいんだけども。
「やらなきゃ。」
って思い始めたら苦痛を伴ってくる。
ただ、昔ボブ・ディランが。
「やらなきゃならないことをやるだけさ。だから全てうまくいく」
なんてようなことを言ってたんだか、歌ってたんだか。
ディランの言葉ってたまに人生に響くことがある。
俺みたいな特に大ファンでもなんでもないただライトなリスナーにだってそうなんだから。
ディランファンとかだったら言葉の一つ一つが人生の糧になってんのかな。
とか思ったりもする。
歳を取ってきて、自分が既に若くないと思い知らされるのは。
それこそ日々感じてはいるけど。
ディランがマイ・バック・ページで歌う

Ah, but I was so much older then,I’m younger than that now

ってのは、とても勇気付けられこともあったり。
高校生の頃は歌詞の意味もよくわからず聞いてたけども。
当時クラスに1人だけいた友達の近藤くんがある日くれたカセットテープに真心ブラザーズのカバーするマイ・バック・ページが入ってて。
歌詞の意味を知ったり。
時折その時のことを思い出してyoutubeで聴いてみたりもする。

高校生くらいの頃っていまだに覚えてはいるけど、同級生とかみんなバカだと思ってたなあ。
ま、クラスで成績最下位だった俺が一番バカだったんだけども。
バカほど人のことをバカにする。
それは昔の俺がそうだったからっていう。
エビデンスは私。
っていうくらいのバカさ。
ま。
それくらいで良いと思う。
バカはバカを自覚してバカじゃなくなっていくんだと思う。
一生バカでも構わないとも思っているし。
とか思い出したくもない高校生くらいのことを思い出してたら。誰か来た。
来てくれたのは岡部桃さんとお子さん、それと岡部さんの友達の写真家。
ちょっと写真集のこととか話たり。
今日のお客さんの写真を撮りたかったけど、岡部さんは顔出しNGだったので諦めた。
で。岡部さんと話してたら。
フラッと来てくれたのが。
このブログに最多登場のスタイリスト。

名前: 庄司洋介 (25才)
職業: スタイリスト
今日のファッション: 白いAF1
Instagram: @_yosuke_shoji_
目標: ミューズと撮影する 親孝行する 社会貢献する
宣伝/告知: 来週のジャンプ読んでください

Photo by Hiroaki Nagahata

名前: 青木柊野(22才)
職業: 写真家
今日のファッション: 茶色
Instagram:  @aoki_syuya
目標:  
宣伝/告知

庄司くんは何かあったらっていうか何もなくても店に来てくれるスタイリスト。
ウチで値段も見ないで本をバカ買いするのを目標にしてるんだけど、もう少し先になりそうだなあ。
今日は庄司くんが尊敬するスタイリストの伊賀大介さんに会ったらしく、そのことを話したくてわざわざ来てくれた。なんていうか目標にする人や尊敬する人がいるってのはただそれだけで素晴らしいなあと思った。現存する人だったら何かの拍子に会えることだってある訳で。誰かを意識するってこと、そしてその誰かに自分を認識してもらうってことはその人の中に自分がどう映ってるかってのを意識することに繋がるし、それは自分を再認識する良いきっかけになるんじゃないかと思ったり。
別にそんな面倒臭く考えなくても良いかとも思ったり。

青木くんは若き写真家。写真を撮ってくれたのはたまたま来てたSTUDYを発行してる編集者の長畑くん。長畑くんは青木くんの写真を撮ってもらったのに長畑くんの写真を俺が撮るのを忘れていた。
長畑くんはミクシィが発行したフリーマガジンの「magazine ii(まがじん に)」という雑誌にも編集で関わっていたり、自由に編集者として飛び回ってるイメージ。ポッドキャストを始めるらしいので楽しみ。

で、青木くんは、ウチの店に昨日来てた10代の若いお客さんが話題にしてたくらい注目度の高い写真家。長畑くんの友達の写真の学校の先生が生徒に好きな写真家のアンケートを取ると3本の指に入るくらい若い人に人気があるらしい。って長畑くんに教えてもらった。で、まだ22歳っていう。これからの活躍が楽しみだ。青木くんに尊敬してる写真家聞いてみればよかった。とは思った。いつも言葉少なで寡黙なイメージだけど、俺に対してだけかもしれない。以前は山谷佑介くんのアシスタントもやってたので山谷くんのことは尊敬してんじゃないかなあとは思ったり。全然尊敬してなかったらそれはそれで面白いなあとも思ったり。

その後、写真家の塩田正幸さんやデザイナーの鈴木さんとかが来てくれて色々話してたら、山谷佑介くんも店に寄ってくれて、なんかムッチャ濃いお店に一瞬なった。週末は天気があんまりよくないかもだけどお時間あったらお立ち寄りください。

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