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BLOG - 小林孝行(flotsam books オーナー)

本屋の中の本屋

こんにちは。
今日は。
イベントの告知です。
いや。
俺もさ。
毎日毎日。
どうでもいいこと喋って生きてたいんですよ。
ちゃんとしたくない。
偉そうにしたくない。
カッコつけたくない。
怒りたくない。
とか思ってるんですけども。
この前ね。
そういえば他の人は。
どんなブログを書いてるんだろ??
って見てみたんですよ。
覗いてみたんですよ。
ちわっ。
つって。
そしたら。
旅行の話とか。
仕事の話とか。
商品の話とか。
え?
って思ったよね。
そういうのでいいの?
って。
いや。
そういうのでいいんですけど?
って俺に今回依頼してくれた人の声が聞こえてきそうですけど。
無駄に恥ずかしいエピソードを思い出さなくてもよかったのか?
って思ったわ。
で。
そういうのでもいいらしいので。
今日はちょっと趣を変えて。
おもむき。
ね。
読み方。
いや。
なんとなくさ。
本で文章を読んでいる人にしてみたら。
難しい漢字や。
常用漢字じゃない漢字とかには。
ルビって言われる。
ふりがながふってあるじゃないですか。
漢字に。
小さい文字で。
そうしないとさ。
京極夏彦とかの小説読むのに。
一苦労じゃないですか。
姑獲鳥の夏。
って書かれても。
こ、こかくどり?ちょう?
って思っちゃうじゃないですか。
ま。
読んでないから知らないけども。
あれで。
うぶめって読むらしいです。
ま。
そういうさ。
小説とか。
エッセイでもいいんだけど。
本で文章を読むことに慣れてる人たちは。
ある程度漢字も読める訳です。
だけど。
ウェブは。
あんまり振り仮名とかふってくれないから。
自分で何となくの読み方をしちゃう訳です。
独自の。
それはそれで良いんじゃないかな。
って思います。
よくあるのが。
雰囲気。
ふいんき
って口に出すことが多いんで。
ふいんきって書いてしまうけど。
ふんいきですよね。
今はどっちでも良いのかな?
ま。
うろ覚えのことを。
うる覚え。
って言っちゃう人もいるし。
云々。
を。
でんでん。
って読んだ。
っていう人もいるらしいですからね。
急に俳優の話?
とは思っちゃうけど。
ま。
そういう読み違いとか。
そういう人を見る度に。
あー。
って思いますわ。
あー。
ってなんだよ?
って思うかもしれませんが。
こっちが聞きたいよ?
とは思う。
でね。
それはそれで良いとして。
別に間違うってことは恥ずかしいことじゃなくて。
間違いを認められないことの方がよっぽど恥ずかしいとは思いますね。
で。
告知ですわ。
告知をしようしようと思って。
前置きが長くなりましたけども。
でね。
今回のこのイベント。
急に今回のこの。
って言われても。
全くわかんないと思いますけども。


このイベントです。
でね。
このイベントのプレスリリース。
フイナムにも送ったはずなんだけどなあ。
ブログはお願いしても。
ウチのイベントは載せてくれないのかな?
とは思ったりしたけども。

でね。
今回のこのイベント。
話せばちょっと長くなるんですけど。
今。
猛烈に。
最初の無駄話を後悔してる。
で。
簡単に話します。
実店舗を作ってはみたけども。
何にも決めてなかったし。
何をすれば良いのかわかんなかった。
だから。
とりあえず。
棚作って。
本を並べて。
本屋です。
って言ってみたんだけど。
違う。
っていうか。
俺がやりたいのは。
そういうことじゃないっていうか。
なんとなく。
ボンヤリと。
何か出来ないかな。
って考えてたんですよ。
去年の年末に。

そんな時に。
モリサキデザインの。
守先さんから。
写真集の買取を依頼されたんです。
で。
弊店も古本も扱ってるので。
しかも以前から知っている守先さんの本なら。
願ってもない話な訳なんです。
古本屋って作るのはすごい簡単なんです。
持ってる本を並べて売ればそれで古本屋ですから。
ただね。
古本屋が難しい理由は。
良い本を継続的に仕入れるっていう。
仕入れの難しさに尽きる訳です。
で。
本の装丁、ブックデザインを手がける守先さんの持ってる本が。
悪い訳がない。
断る理由がない。
いや。
あるとしたら。
俺が買い取るお金を持ってるかどうか。
に尽きるんだけども。
さっきから。
尽きるばっかりしてるけど。
だいたいギリギリで生きてるギリギリブックス。
あー。
俺。
店の名前ギリギリブックスにすればよかった。

でね。
守先さんからご依頼を頂いた訳なんですけど。
お話を聞いていると。
落ち着いたらご自身でもオンライン古本屋を開いてみようかと考えている。
とのことだったんです。
ここでちょっと話が戻るんですけど。
古本屋によく行く人ならわかると思うんですけど。
よく立ち寄る古本屋の棚が急に充実してることってない?
古本屋の一部が急に自分好みの棚になってたり。
すげー専門的な本が急にズラッと並んでたり。
そういうのって。
だいたいどこかの誰かがまとめて古本を手放した時なんですよね。
もちろん、なんとかちゅうみたいに。

“本も買ったらすぐ読んで、すぐメルカリで売るか、誰かにあげちゃう。”

みたいな人も最近は多いんだろうけども。
まあ。
そんなのは良いや。
俺には関係ないし。

でね。
そういう古本屋の棚には物語があって。
ずっと大事にしてたけど止むに止まれず手放すことになったのかもしれないし。
ある日急に断捨離を決意したのかもしれないし。
もしかしたら持ち主が亡くなって遺族がまとめて処分したのかもしれないし。
自分に似た趣味の人だったら、よけいに前の持ち主のこと考えてしまったり。
そういうことってあると思うんです。
そういう古本屋の面白さって。
本だけじゃなくて。
やっぱ前の持ち主の物語を引き受けてるからじゃないかと思うんですよね。
そういう古本の面白さをさ。
もう。
お店そのものを使って。
守先さんのお店を。
ウチの店の中に作ってみたいなあと。
急に思った訳なんです。
で。
そんなこと言ったて。
え?
って言われたら終わりの話じゃないですか。
買取お願いします。
って言ったら。
店主が。
あ。
もう店つくりません?
ウチで店やりません?
って言われたら。
え?
って思うじゃないですか。
普通は。
そこは守先さん。
面白そうですね。
ときたもんだ。
嬉しかったなあ。
というわけで。
aki moris books
が。
flotsam books店内に。
限定オープンです。

期間は2月15日から23日まで。

値段もお求めやすい感じになると思います。
どうぞお楽しみに!!

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