BLOG - 井野将之(doublet デザイナー)

初めての祝辞

本日11月23日。

コロナがあってからめっきりと結婚式の数が減った記憶がある。

そんな中で本当に久しぶりに結婚式にご招待してもらえた。

お誘いがあったのはDover Street Market Ginzaで働く大雅こと須田くんと、その奥様 美紗恵さんの記念すべき結婚式。

 

 

ありがたいことに挙式から参列させてもらえた。

挙式はやっぱ良い。心が洗われるような感動をさせてもらえる。

 

そして式も終わり披露宴へ。

迫ってきた。

今回須田くんからお願いされていたメインイベントである「祝辞」の時間である。

 

人生初めての祝辞。まさか自分が言う側に回るとは。

けれどとても嬉しかった。自分が須田くんと過ごしてきた時間の中で感じた彼への感謝をたくさんの人に伝えられる最高の機会。

 

 

何日も前から、何を言おうかたくさん思い出していた。

 

須田くんと初めて会った時の菅田将暉に似ていると思った爽やかな印象。

doubletの服をどうすればほんの少しでも良く見せれるかを、真剣に考え抜いてくれる人。

シーズンを通してその時々に来店してくれるお客様にいろんなコンセプトで楽しんでもらえるように物語を考え、ディズニーランドのようなワクワクする売り場を作り出してくれる人。

売り場が和室みたいに畳を敷いた時、日報をそこで正座して書いていた人。

doubletの売り場が2Fから6Fへ移動になり担当が変わるときに、「悔しいです」って、本気で僕らを応援してくれている気持ちを本音でぶつけてくれる人。

ハーレーのバイクを買った時に、自慢したいけれど平常心を装ってさりげなく見せてくれる人。

doubletが6Fに移動になっても商品説明会の時にはそっと近くにいて、そこで笑顔でそっと頷いて見守ってくれる人。

ちびっこと話す時は膝が曲がるところまで曲げて、目線を一緒に合わせてありがとうって言える人。

洋服は着る以外の価値もある。ってことを教えてくれた人。

 

どれだけの時間を話していいんだろう?

どれだけちゃんとした礼儀のある言葉を話せるだろう?

考えたけれど、あまり敬語とかも考えると意識しちゃうし、自分は喋る専門じゃない、感謝と今日の幸せな自分の気持ちが伝わればいいや、って思いで登壇。

 

 

結果、感謝とおめでとうをどこまで伝えられたかは分からない。

けど、陽子が「とってもよかった」って言ってくれたから、それで充分すぎる。ありがとう。

 

 

その後、式も滞りなく進行していって、思い出ムービーで涙して、新郎父のハーモニカに感動して、ホクホクした気持ちで幸せだった。

やっぱ結婚式って全員が「お祝いしたい」って思いの集合体だから、きっとめちゃくちゃ良い空気なんだなって改めて思った。

 

 

須田くん、美紗恵さん、本当におめでとうございます。

末永く、お幸せに!

 

 

追伸 帰りの道中でAMAZONでハーモニカ、購入しました。

 

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