パリの伝説のセレクトショップ、Colette。
2017年末に閉店するまでの最後の日々を追ったドキュメンタリー映画「Colette, mon amour」が9/26(土)より2週間限定で渋谷PARCOのシネクイントで公開されます。
今日は公開に先立ち、1日前の試写会に招待していただき、興奮が冷めやらず久々になってしまいましたが、書かせていただきます。
Coletteでは、2016年秋冬から閉店までdoubletの商品を取り扱ってもらえました。
そのColetteが閉店するというニュースを知った時のことを今でも鮮明に覚えています。
渋谷のマルイがある十字路で信号待ちをしていた時に見たColette閉店のニュース。
信号が変わっても動けずにいろんな気持ちが込み上げてきて涙が出てきたのをよく覚えている。
「doubletがColetteで目立ってるよ!」って急に何人もから連絡がきた2017年春夏のパリのファッションウィーク。
なんと取り扱いホヤホヤの僕らの服をウインドウディスプレイに使用してくれる写真。
驚いて興奮が止まなかった。
そして店内のマネキンにも。
死ぬほど嬉しかったのに、このときはまだパリで展示会をしていなくて、こんなことをしてくれているのに日本にいた自分が本当に悔しかった。
そして、その悔しさをバネに2017年秋冬のパリファッションウィークではパリで展示会を出来て、コレットにも行くことが出来た。
いろんな人の助けがあってこそのおかげだけど、今思うとその頃の自分をちゃんと褒めてあげたい笑
そしてこの映画の監督であるHuguesとElianeのローソン兄妹。
出会ったのはColette閉店後だったんだけど、このドキュメンタリーを撮るために日本にも撮影に来てくれて、自分もそれに少しだけ参加させてもらってその時に仲良くなった気持ちの良い人たち。
名前もなんだか身近にあるコンビニみたいに馴染みやすい。
Colette閉店後になるけれど、LVMHで賞を撮ったあとに、お祝いって言ってこのムービーも作ってくれた優しさの塊の人。
ポンヌフの橋でゲリラ撮影。楽しかったなー
思い出話ばかりになってしまったけれど、とにかくSarahさんをはじめ、Coletteの皆さんには感謝の気持ちでいっぱいなんです。
そしてこの映画によって、いろんなことを思い返して、そして知らなかった閉店当日のドラマティックな映像を観て、恥ずかしながらブワーッて涙が溢れてきてグショグショになってしまって。
内容はぜひ渋谷PARCOのシネクイントさんへ足を運んで観て欲しいのですが、このドキュメンタリー映画は間違いなく後世に残る傑作だと思います。
本当に素晴らしい人たちと一緒に仕事が出来たことを誇りに思います。