初めて知りました。
こんなに気持ちいいことがあるなんて。
きっかけはうちの奥さんが
「井野さんが好きそうなテレビ番組見つけたよ」の一言。
あ、妻に井野さんて呼ばれてることは触れないでください。
堀家さんの影響でサウナにちょっとハマってて、それを知っている妻が見つけたサウナドラマ。
サ道。
それを観て初めて知ったことが二つ。
一つ目は、サウナ→水風呂のあとに「休憩」をするってこと。
今まで生きてきた中で風呂で休憩するっていう発想がなかった。
洗うか、浸かるか、サウナで耐えるかの3択。
二つ目はサウナ→水風呂→休憩を何度も繰り返すと訪れる「整う」という現象。
どうやらとてつもない快楽があるとのこと。
今までだと、サウナ→水風呂を休みなく繰り返して自分の限界と勝負をするものだとばかり思っていたけど、そんな快楽の極地があるなんて知らなかった。
いてもたってもいられず向かったサウナ。
早速浴室に入ると、白人の外国人が3人いてかなり盛り上がっている。
みんな体がめちゃくちゃデカイ。
頭の中にはサウナしかないので、勝手にフィンランド人と決めつける。
ホームシックならぬ、サウナシックだなと。
体を洗いながら横目でフィンランド人たちを観察してたら、仲良いんですね。
みんなで湯船に浸かってみんなで仲良く水風呂へ。
水風呂が二人用くらいの大きさにデカイ3人が入るから、水風呂の水が浴室全体まで染み渡るくらいの大洪水。
次はサウナかと思いきや、抜群の団体行動で普通に湯船に戻る3人。
サウナ行かんのかい、と思いながら自分がサウナ後に入る水風呂のタイミングと被らないことを祈りながら、いざサウナへ。
いつも通り入ってポカポカのまま水風呂へ。
キンキンに冷やして、体をタオルで拭いて、はじめての休憩。
初めは少し、ぽーっとするくらい。そんなにいつもと変わらない。
さあ、2ラウンド目。
ここまでもいつも通り。汗が滴る。いやー気持ちがいい。
水風呂に入り、また休憩。
さっきよりもスッキリしているな。なんか、休むことって気持ちいい。
そして、3ラウンド目。
サウナから出ての水風呂後の休憩中にそれは起こった。
首の後ろの脊髄からジワーっとか体全体に染み渡るように、気持ちいいエキスを注入されている感じ。
視界も心なしか輝いている。体が軽く宙に浮き上がりそうな浮遊感。
これか、、、整うっていうのは、、、、
こうなると気になるのが、整った向こう側。
整い状態でさらにサウナ→水風呂を繰り返したらどうなるのか。
整いながら、またサウナへ。
なんというのか、マリオで言ったらスター状態というか、サウナに入って温まるだけで気持ちがいい。無敵状態。
もちろん水風呂。もはや冷たいとも感じない。ただただ気持ちいい。
なんだこれは。
湯船に入ったらどうなるかと思い、浸かってみると、これが最高。
久々に湯船とかに入った時の「はぁーっ」てなる感じ。
より、全然気持ちいい。。。
風呂上がり、世界中の人に優しさをばらまいても余るほどの幸福感に包まれている。
ふと思いだすフィンランド人たちは、もういない。
今ならポカリを奢ってあげれるほどの心の余裕。
週一でサウナに行こうと決めました。