部長の榎本です。
愛知県蒲郡市で開催された「森、道、市場 2021」に行ってきました。
「森、道、市場」は人気アーティストが多数出演するほか、日本全国からさまざまなモノや食が集まる野外イベント。
2011年から年1回開催されています(2020年はコロナの影響で中止)。
ぼくらが「森、道、市場」に行ったワケ。
なぜぼくらがこのイベントに足を運んだのかというと、名古屋を拠点に活動するランニングチーム「COMMON LANDSCAPE(コモンランドスケープ・通称コモラン)」のボス・岡本佳隆さんから声をかけられたから。
「『森、道、市場』の最終日の朝、コモランの主催で『RUNNING BREAKFAST CULT』と題したランイベントをやります。そのコースディレクションを含めお手伝いをしてもらえませんか?」と。
早起きして、軽く走ったあとは、「トド アリトル ナレッジ ストア」や〈メゾン イー〉を展開するメゾネットがプロデュースする朝ごはんを堪能できるらしい。
なるほど、それはなかなか魅力的。楽しそうなので遊びに行くか、ということで山本副部長と意見が一致し、二つ返事で引き受けた次第です。
土地勘ゼロ。コース、どうする?
ただ、ぼくも山本もフェス的なものにあまり興味がなく、現地の土地勘もゼロ。
っつーか「蒲郡」ってどこ? なんて読むの? というレベル。
(※「蒲郡=がまごおり」です)
なので、コースディレクションを、とか言われても、皆目見当がつかない。
会場は海に面しているようなので、ベタにビーチランとかでも楽しそう?
とも思いつつ、せっかく我々が関わるからにはひとヒネリ加えたいところ。
などなどいろいろ考えているなかで、「どうせなら、山走りたいっすね」と突然言い出す山本。
いやいや、また適当なことを。
会場にビーチはあるけど、山なんかないっしょ?
と思いつつグーグルマップとにらめっこしていたら、見つけてしまったのだよ、山を。
標高約300メートルの名もなき山。
眺めが良さそうな展望台もあるみたい。
距離は会場のラグーナビーチから展望台まで片道5.5キロ、往復11キロ。
「朝ランとしてちょうどよくないすか?」と岡本さんに提案したところ、「いいっすね!」とOKが出て、あっさりとコースが決定。
標高差約300メートル。絶景が待つ展望台へ!
というわけで、コモランのみんなと走ってきました。
会場を出て住宅街を抜けると、木々が鬱蒼と茂る森の道へ。
このあたりからゆるやかな上り坂が始まります。
こんな感じで、しばらくロードの上りが続く。
いわゆる峠走。
ぜえぜえはあはあ息を切らせつつ、上り坂を駆け上がっていくランナーたち。
キツいはずなのに、なんだかみんな楽しそう。
ロードを走り切ったあとは、さくっとトレイルへ。
展望台まで残りわずか数百メートル。
トレイルを上り切ると、展望台に到着!
景色がパーッと開けます。
ここは街や海が見渡せる絶好のビュースポット。
スタート地点の「森、道、市場」の会場も望めます。
いやぁ、がんばって走ってきた甲斐があった。
そう思えるほど素晴らしい眺めでした。
帰りは走ってきた道をそのまま下って……
会場に戻ってフィニッシュ!
ひとり残らず、往復11キロの距離を無事に走り切りました。
正直言うと、当初は不安だったんですよ。
参加者の走力もよくわからんし、朝っぱらから11kmとかみんな走れんの? とか。
「こんなきついコース設定しやがって、ふざけんな!」的な苦情が寄せられるんじゃね?とか。
しかし、まったくの杞憂でしたね。
みなさんナイスランでした。
美味しくヘルシーな絶品朝ごはんを堪能!
走ったあとは、お待ちかねの朝ごはん!
メニューは、自家農園のサラダとガレットピサラディエール、アメリカンチェリーとビーツのグラノーラ、ルッコラビシソワーズスープ、ハーブサルシッチャとベイクドビーンズ、など。
いずれも想像の斜め上をいく美味しさ。
滋味あふれる優しいお味がラン後の身体に染み渡りました。
「Run for Beer」を標榜し、普段から走って呑んでばかりのぼくらですが、早起きして走ったあとのヘルシーな朝ごはんもまた格別です。
このような素敵な機会を設けてくれた岡本さんをはじめ、コモランのみなさん、メゾネットのみなさんほか、このイベントに携わったすべてのみなさんに感謝。
また来年もぜひ!
動画も要チェック!
事前の準備から当日の模様まで、今回のイベントの一連の流れを素敵な動画にまとめてくれています。
榎本山本も軽くインタビューを受けました。
こちらもぜひチェックを。