部長の榎本です。
今年の東京マラソン2020は3月1日(日)開催。
当日まで残り1ヶ月ちょっと。
僕は今回のレースで、自分の記録更新を狙うのではなく、ある人の目標達成のお手伝いをしたいと思っています。
ある人とは、この人。
浅野美奈弥ちゃん(写真中央)。
モデルとして活躍しながら、ケータリングサービス「美菜屋」を運営。
美奈弥ちゃんとは以前、フイナムの企画で2018年11月の大阪マラソンにいっしょに出場。
サブ4(4時間切り)という彼女の目標達成をアシストすべく、僕と山本が伴走してペースメイクしたものの、残念ながら目標は達成できませんでした。
で、そのリベンジを今回の東京マラソンで果たそう、という次第。
美奈弥ちゃん自身も「今度こそは」と燃えているようで、昨年末あたりから走り込みを重ねている模様。
僕もその思いに応えるべく、できる限りのことはしたいと思っています。
では、サブ4達成のために、残された時間でなにができるのか?
地道に走り込んで距離を積むのはもちろん大事だけど、ちゃんとしたコーチからメソッドを教えてもらったり、ペースを意識したトレーニングをやったほうがいいかも?
と思っていろいろ探してみたところ、「ジョグポート有明」でマラソン出場に向けたランニングクリニックをやっているのを発見。
山本も交えて参加してみることにしました。
「ジョグポート有明」は東京マラソン財団が運営するランナーサポート施設。
ロッカーやシャワーが完備されているほか、レベルや目的に応じた様々なランニングイベントを行っています。
今回僕らが参加したのは東京マラソン財団オフィシャルクラブONE TOKYOが開催する「ONE TOKYOランニングクリニック2020 ~マラソンシーズンへ向けた自己ベスト更新の為の実践的トレーニング~」というイベント。
レベル別に6つのコースが用意されていましたが、僕らは「サブ4を目指す人のため実践的ペース走」に参加することに。
東京マラソンでサブ4を目指す美奈弥ちゃんにまさにうってつけのコースですね。
まずはコーチからフォームのポイントやサブ4達成のためペース感覚に関するレクチャーが。
そしていざランニングへ。
ペーサーの先導のもと走り始めます。
まずはウォーミングアップを兼ねたジョグ。
有明のあたりって滅多に来ることはないんですが、土地が広くて人も少なくて走りやすいですね。
ランナーにはうれしい距離表示も。
この日の練習メニューは7kmのビルドアップ走。
ビルドアップ走とは徐々にペースを上げていくトレーニング法。
一周700mのコースをキロ5分41秒で6周→キロ5分17秒で3周→キロ5分で1周とペースを上げていくという内容でした。
美奈弥ちゃんも含め、我々にとってキロ5分41秒のペースは余裕綽々。
でもキロ5分17秒〜キロ5分とペースを上げていくと、すこしずつ息が上がってきて、ややキツくなる。
コーチいわく、その「ややキツいと感じるペースで走る」が、走力を上げるにはいちばん効果的とのこと。
走っている最中は僕自身、手元の時計でペースをチェックしていましたが、先導するペーサーのペースは驚くほど正確。
あらかじめ設定したペースを完璧に、そして淡々と刻んでいました。
トレーニングにおいてこうしたペーサーの存在はとても心強い。
トレーニング中に給水があるのもこういったランニングクリニックならでは。
これはありがたいですね。
そしてフィニッシュ!
「普段ひとりで走っているときは、ペースはあまり考えず、なんとなく走るだけ。でも今日はペーサーに先導してもらって、ペースやフォームを意識しながら走ることができて、いい練習になりました」と美奈弥ちゃん。
山本も「自分ひとりではなかなかこういう練習はできないですからね。効率的に走力を上げるには、こういうイベントに参加するのもいいかも」と、この日のトレーニングを振り返っていました。
たしかにこういう練習、自分ひとりでやるのは難しいし、なかなかやる気も起きないんだよなあ。
ちなみに、先述したとおり、僕は今回の東京マラソンにおいて美奈弥ちゃんと伴走してペースメイクを務める予定ですが、山本はあくまでもガチで自己ベスト(3時間26分03秒)の更新を狙いにいくとのこと。
はてさてどうなることやら。
なお、ジョグポート有明ではほかにも様々なイベントが開催されています。
今回のようなビルドアップ走のほか、20kmのロング走とか、インターバル走とか、自分ひとりではなかなかできないメニューが多数。
これからマラソンに出る予定があり、効率的に走力を上げたい人には特におすすめ。
気になる人はぜひ下記サイトの「イベント情報」をチェックしてみてください。