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BLOG - フイナム編集部

【アメリカ旅行記 第二回】お金とカロリーは気にするな⁉︎

 

 ロサンゼルス初日。空港からそのまま予約していたダウンタウンの宿泊先に向かったが、まだチェックインができないとのことで、腹ごしらえをしに「グランドセントラルマーケット」へ。お昼時だったこともあり、平日にも関わらず想像以上に賑わっていた。5,6年前に訪れた時はエッグサンドが評判の「Egg Slut」にミーハー精神で頑張って並んだけど、日本でも食べられるようになったので今回はパス。匂いにつられてその隣の「Villa Moreliana」というカーニタス(豚肉を長時間ほろほろになるまで煮込んだメキシコ料理)専門店で、タコスとコーラを注文。

 肉だけのストロングスタイルなタコス2ピースにコーラを1本、これで15ドルちょっと。味はもちろん美味しいんだけど、なんせ値段がね、、。旅行中は金銭感覚が鈍りがちだが、1ドルあたり130円という超円安のいま、およそ2,000円を昼食に使ったことになる。もし日本で2000円払ってこれが出てきたらクレームもんですよ。そう思うとアメリカの物価ってやっぱり高い。

 ちなみに、このクラシックな細長い瓶のコーラは通称メキシカンコーラと呼ばれている。原料にメキシコ産のサトウキビを使っていて、値段はアメリカ産のものに比べてやや高いが、その分すっきりと抜けのある後味で美味しい(らしい)。コーラに繊細な味の違いを求めるのはナンセンスな気もするが、たしかにメキシコ料理とのペアリング的にはベストだったかもしれない。

 無事チェックインを済ませると、すでに15時をまわっていたが、この時期は日が長いため、まだまだ活動できる。買い物の気分ではなかったので、この日はサンセットを見にサンタモニカ方面へ向かうことにした。

 サンタモニカに着くと自分を含め観光客だらけ。ひと混みの中で海を見たくはなかったので、そのままサンタモニカをスルーし、徒歩でベニスへ。

 途中、レゲエを演奏するパーティなんかもいた。気になって近づいてみたら、ちゃんとガンジャくさい。ビーチでの喫煙は基本禁止のはずだが、彼らにそんなことは関係ない。いま楽しいことが大切なのだ。

 日没直後。この写真を撮ったのがちょうど20時半くらい。 この時期は1日の活動時間が長いのでうれしい。

 夜はみんな大好き「In-N-Out Buger」へ。注文したのは、チーズバーガーとアニマルフライ(フライドポテトに特製ソースとグリルドオニオン、ピクルス、チーズを乗せたもの)。ジャンクフード好きにはたまらない暴力的なルックスをしているが、意外とヘルシー嗜好で、冷凍食品の類は一切使わず、注文を受けてから全て店舗で調理している。

 ちなみにこれはドリンク込みで10ドルくらい。「じゃあ1300円か、、」なんてことばかり考えていたら、昔どこかのアメリカ人が言っていた「旅行中はお金とカロリーは気にするな」というジョーク(お金のマニーとカロリーで韻を踏んでいる)をふと思い出した。たしかに、それが旅行を楽しむ秘訣なのかもしれない。

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