COS(COLLECTION OF STYLE)は、様々なスタイルを集約したコレクションという意味。運河と鉄道が交差し、ビクトリア時代に物流の要だったロンドンのキングスクロス地区。セントラル・セント・マーチンズ大学も居を構える、旧石炭荷下ろし歴史的な建築物をリノベーションしてオープンしたエリア<コール・ドロップス・ヤード>は英才イギリス建築家トマス・ヘザウィック(*ヘザウィック事務所は虎ノ門/麻布台プロジェクトに従事中)のキレキレの新旧を見事に融合したデザイン建築が楽しめる施設である。
常にアートや建築というスタイルを取り組み表現してきたCOSもその<コール・ドロップス・ヤード>に店舗を構えている。建築、デザイン、アートの潮流を汲み取り新しく表現する、それを商品とともに再表現するスペースである。若手から確立されたアーティスト、デザインインスピレーションの源である書籍など、商品だけでないスタイルを表現/再現/体現しているコンセプトストアである。
4月1日〜23日予定まで、COSのタイムレスデザインと哲学を白シャツで表現する展示を代官山蔦谷書店2号館1階建築デザインフロアで行っている。伝統的な裁縫に新しい技法、アートとデザインがCOSの中核に存在する。白シャツとしてのタイムレスなデザインとコレクション製作から産まれた生地の使用しないキレはしを再利用したサステイナブルなテキスタイル板を使用したユニークなインスタレーション空間。このようなご時世なので、もし代官山蔦屋に行く事があれば是非のぞいてみて下さい。
日本で全国配送できるオンラインストアもオープンしたみたいです。