BLOG - 猿渡大輔(グラフィックデザイナー)

タイヤの泥まで名残惜しい

 

 

普段は都会を走ることが多いとしても、たまには車を本来の生息域に近いであろうフィールドでのびのびと遊ばせてあげたい(ドッグラン的な観念)ということで、数年前に車関係のブランドの立ち上げ期をともに過ごした先輩たちとオフロードコースに集合しました。

 

 

 

 

年代はほぼ同じ、大きく括れば同じ分類に入るだろうけど全然違う3台。
立ち話で最近の仕事の事情や車の事情をしばらく共有したあとスタートです。

 

 

 

 

ひとりだけ前の晩から現地入りしてキャンプしてた(寒くないのかな)60と先輩の泥通し

 

 

 

 

出張帰りなのにしっかり朝から登場したパジェロと先輩の泥通し

 

 

 

 

 

 

それぞれクセが違うので同じルートを同じように走っても挙動や乗り心地がまったく別物で、代わる代わる乗り比べ、あーだこーだ言い合ってまた走って、の繰り返し(ただし上級セクションは避ける)。
土煙をあげて元気よく悪路を走る車にもし人格があるとすればきっと楽しそうにしているんだろうと感じずにはいられない、そんなさまを見て人間も終始上機嫌です。

 

 

 

 

 

 

 

先輩方と車の脇で立ち話をすると、一緒に働いた短くも濃い数年を思い出します。

 

あのブランドにおける当時の実務チームは出自の異なるいろいろなプロフェッショナルが集まって形成されていて、大きい会社の管理下にありながらもスモールブランド的な意欲や活発さ、実験意識が漂っていました。そしてその根底にはそれぞれが車やその他周辺の趣味に没頭する、カルチャーの実践者・当事者としての背景がありました。
ディレクターとして/裏方として彼らと共にブランドを作る過程は常に刺激的で学びがあり、それが成果を生んでいく循環があり、夢のある環境でした。
自分含めもうその多くは去るなどしてしまったけど、こうして当時のチームメイトとお会いするとあの頃の経験がいまの自分にとって重要だったと再確認させられます。

 

 

 

 

 

砂や泥にまみれてどこか誇らしげに見えたわれわれの車、街中に戻るには汚すぎるけど、この汚れを落とすことすら惜しく感じるほどに楽しいアタックでした。

 

 

 

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