2年半勤めたブロガーも今日で卒業です。機会を与えていただいた編集部の皆さん、そして蔡社長、ありがとうございました。今後はanyteeのインスタグラムを通じて、古着を題材にしながら今の気分を引き続きお伝えしていきます。
最後のお題は、やはりヴィンテージのミリタリーで。
もともと映画、アート、音楽の販促グッズであった古着のTシャツがずっと好きでためていた私物に海外から仕入れた品を追加して、ユニークな場所での特集型でのポップアップをanyteeという名称でスタートしたのが約5年前。
その後、ヴィンテージTシャツブームとなり高騰が続き、いろんな販売者が増えてくる中で、徐々に今着たいミリタリーの紹介に軸足が結果的にうつっていきました。
M65やM51といったフィッシュテールパーカーを10−3月の半年限定で販売する活動も、今シーズンは本日で最後。今年もたくさんの数が旅立って行きました。その分、出会いもたくさんあり楽しかったです。ありがとうございました。
そんな僕が、この春に着たい気分なのがこちらのフライトジャケット。
そうCWUです。
MA1の後継として耐熱素材のアラミド(ノーメックス by デュポン)を引っさげて、アメリカ海軍が1973年に開発採用、その後1976年に空軍でも採用、今は海軍、空軍、陸軍、海兵隊といった全軍で採用をされたフライトジャケットの完成形とも言える品です。
去年公開されて、僕も2回見たトップガンマーベリックでもトムクルーズが着用し話題にもなりましたね。
過去には1998年にグッドイナフがCWUの実物をボディにしてカスタムしたスペシャルエディションを10万円近い価格で発売(1996年のモッズパーカー以来の実物を利用した限定商品)、直近ではNIGOさんが手がけるKENZOでもサンプリングされたアウターが登場しています。
CWUを最近着てみて思う良さをあげると
1 素材感が薄手で春に着ても暑苦しく見えない
2 耐熱素材のためか着丈が縮んでいることが少ない
3 MA1の初期型を思わせるグレーよりのセージグリーンが大人っぽく合わせやすい
かな、と思います。
MA1のモコモコした丸みを帯びたシルエットや、宿るパンクスピリットももちろん良いですが、上記1の理由でどうしても春に着るのは控えてしまう中、CWUが今着るにはぴったりのライトアウターなんです。
thank you ayame
ヴィンテージの古いミリタリーだけでなく、最先端の素材と機能を帯びた近代ミリタリーにも注目が集まり、あれよあれよと季節を重ねることに値段が上がってきている中、これから注目したいミリタリーアイテムです。
次世代フライトジャケットMCPSの出現により、CWUは近々廃番になる可能性もありうるため、ファッションとして着やすいルーズなサイズの美品を買っておくなら今のタイミングかと思います。
今回、フィッシュテールパーカーを仕入れるタイミングで大きめの状態の良い品を中心に仕入れることができました。明日土曜21時からオンラインショップでも販売しますので気になる方はこちらをチェックしてみてください。
また毎週開催しているインスタライブでも、実物や懐かしい写真も添えながらご紹介しました。
永遠の定番と思える古着にも、アイテムや着方に流行り廃りがあるので、買い物は止まりませんね。
Forever Vintage
では、またどこかでお会いしましょう!