2年前に旅して以来、再来を望んでいた盛岡へ年始に向かいました。食に恵まれ、静かに楽しめるからです。
盛岡はニューヨークタイムズでも「隠された宝石」と称され、2023年行くべき旅行先で世界2番目に選出され、いま話題にもなっていますね。
最高気温は東京が10度に対して盛岡は1度。晴れてましたが雪が降っていて驚きました。
寒冷地向けに50年前にアメリカ陸軍が開発したこちらのm65パーカーを着て行ったので、寒さは全く感じませんでした。
いまや岩手を代表する会社ともいえるヘラルボニーのみんながランチに誘ってくれて、地元で人気の焼肉屋 食道園へ。焼肉に生卵をつけてすき焼きふうに食べるのが盛岡風らしいです。甘くて、ジューシーで最高でした。早くまた行きたい、、、。
ヘラルボニー創業者の松田君がありがたいことに地元をアテンドしてくれました。宮沢賢治と縁のある場所、民藝復興活動の拠点となった場所へ。
盛岡は素敵な喫茶店がたくさんあるコーヒーの街。スタバの進出が遅れたらしいですw
前回訪ねたこちらもお気に入り。
盛岡でセンスが良い古着屋さんと言えばこちら。店員さんもオシャレで綺麗です。
宿泊はヘラルボニーがアートプロデュースした
ニューヨーク在住の日本人ジャズピアニスト穐吉敏子さんの熱狂的なファンが運営するミュージアムも併設。
彼女のお嬢様であるMonday 満ちるさんの90年代のレコードは全部持ってる私にはたまらない時間でした。館長さんにもお会いでき、コレクションのレコードを特別に夜にかけてくれました。
気持ち良い気分のまま、館内にある大浴場へ。綺麗で広いサウナで汗を流し、飲んだ牛乳が濃く美味しかった。。
ニューヨークタイムズの記者も言ってましたが、盛岡の良さはびっくりするくらい人がいなくて静かな中で、地域ならではの美味しい食事が楽しめ、人が温かく穏やかなところです。
私は上野駅から新幹線で向かいましたが、2時間で着いちゃいました。
4代目の江戸っ子の私からすれば、他県から来た人の寄せ集めのような中で人が背伸びして競争しながら暮らし、下品な再開発が多い今の東京と比べると、盛岡はありのままの美しさが残るまさに「隠された宝石」。
タイムレスでオーセンティックなモノや場所には無駄のない美しさが宿るもの。それに気づく目と心を常に磨いておきたいですね。