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【第3回 オールドアウトドア探訪紀】シュプリームがサンプリングしたパタゴニアのアウター

空前のアウトドアブームの中、老舗アウトドアブランドの80−90年代の廃番になったヴィンテージウエアに注目が集まっています。当連載では、現代の街中でも活躍し、手持ちの服とも合わせやすい『City
Heavy Duty』なアイテムをご紹介していきます。

パタゴニアとシュプリーム

シュプリームは著名ブランドのサンプリングしたアイテムで人気を博してきましたが、パタゴニアのロゴをパロディにしたタグがつくナイロンフリースジャケットを90年代に発売して人気を博しました。

シュプリームはもうパタゴニアをパロディにはできないでしょう。GAPをパタゴニアが先日提訴したくらいですから。w

そんなシュプリームがサンプリングした元ネタがこちら。

内側にフリース、外側にナイロンの素材が採用された暖かく軽いジャケット。様々なカラーリングが存在する名作でしたが90年代の後半には生産が終了してしまっています。

この手のアウトドアウエアは、裾にリブが入っているため、着丈が着ているとどんどん上に上がって着て短くなってしまうため、しっかりと着丈が確保されたサイズを選ぶことが重要です。

anyteeでは、L以下のサイズは日本人の男性が今着るには着丈が短すぎると判断し、XL以上しかセレクトしません。

サイズ表記がXL以上あっても、乾燥機を多用された個体だと着丈がかなり短くなってしまっているケースも多いです。内側がフリースで外側がナイロンのため、縮みますよね。。

できれば普段着ているTシャツくらいの着丈はあった方がバランスがとりやすいです。今回ご紹介した品はいずれも着丈70cm以上ある貴重な品。

古着屋でもMサイズ前後は見かけなくもないですが、着丈が腰上にきて肩幅ジャストでパツパツの、昔のアメカジやBoon少年みたいな感じになってしまうため、そんな雰囲気がお好みでない方はたとえ安くても手を出さない方が無難だと思います。

ヴィンテージデニムもW34とW27では値段が倍以上違うように、アウトドアブランドのヴィンテージのアウターも今っぽく着れるサイズを皆さん探されているため、サイズによって価格差が今後ますます出てくるはずです。

ヴィンテージって、自分に合ったサイズ、自分が着たい雰囲気に近いサイズであることが、長く着ていく上で大事ですので。

>>>詳しいディテールはこちらで公開中

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