M51パンツとM65パンツはフィールドジャケットや通称モッズコートと同じタイミング、それぞれ1951年と1965年に採用されたアメリカ軍の野戦用パンツ。今週土曜21時にanyteeのオンラインショップでも販売します。
ラルフローレンにも愛されハイクラスなラインであるRRLほか、他ブランドでも定期的にサンプリングされているミリタリーの名作です。1995年の雑誌”Olive”にも登場してました。
オーバーシルエットが主流の今、太めのパンツを探されている方が増えているようで、古着屋でも年々見かける機会が減ってきました。
共通する主な特徴は以下3点。
●特徴1
バックいらずの大容量のサイドのカーゴポケット
●特徴2
ウエスト調整がスムーズなサイドアジャスター
●特徴3
着こなしに変化させる裾のドローコード
一方でM51とM65で何が違うのか比較してみました。
●違い1
サイズ表記はM51は印字、M65はパッチ。これはM51パーカーやM65パーカーも同じ表記手法です。
上2つがM51。
●違い2
ウエスト周りにM51はサスペンダーボタンあり。
●違い3
裾のドローコードの位置が違う。上がM65。
●違い4
股上がM51の方が深く、シルエットも太め。上がM65 。
●違い5
アウトサイド、インサイドともにM51はダブルステッチ、M65は外側にステッチが見えず内側で縫い込まれている。
サイドのステッチが簡略化される流れはラルフローレンのPOLO CHINOを年代別に比較した結果と同じですね。
実物を使って比較した動画も撮影してみましたので、ご興味ある方はぜひご覧ください。
👉 詳しくはこちら