ネパール山岳部隊、グルカ兵が着用していたグルカパンツ。機能性やディテールのユニークさから様々なブランドからサンプリングされています。ミリタリーの影響を色濃く感じるラルフローレンの80-90年代 USA製にもグルカパンツが存在します。
●グルカパンツの特徴
POLO CHINO(ポロチノ)でお馴染みの深いツータックに加えて、ウエストにグルリと伸びたベルト、サイドのアジャスターが主な特徴です。
アジャスターを縛ることで平置きで4cm前後、つまり2インチ程度縮ませることができ、ベルトいらずの快適さ。
ミリタリーのグルカパンツは股上が深すぎたり、裾幅が広すぎたり、正直履きにくさや合わせにくさを感じますが、ラルフローレンならではのシルエットにチューニングされているのも魅力です。
●珍種のグルカパンツ
ラルフローレンを代表する例のチェック柄バージョンでもグルカパンツタイプを発見。初めて見ました。
ショーツバージョンも存在します。深いタックとワタリの広さが生み出す、丸っこいシルエットはこの初期型ならでは。
●アジャスターがあると楽
喫茶店などでゆっくりする際に、穴の空いたベルトを開け閉めするのが面倒なため、ガチャベルトを普段は使うのですが、グルカはサイドのアジャスターで調整できてスムーズ。
初期型のポロチノと同様にアウトシームの縫製がダブルステッチになっているため、サイドのパッカリングが綺麗にでてます。コインランドリーの乾燥機でギュンギュンに乾かしてメリハリをつけたりも楽しめます。
●丈が長い場合は裾上げして乾燥機へ
ポロチノはレングスがどうしても長すぎると感じた場合は、シングルステッチで裾上げして洗い、できればコインランドリーで乾燥機にかけて、上記のようにパッカリングを生み出して仕上げれば、デニムの裾上げのように気になることなく自然に馴染みます。
●今週土曜にオンラインで発売
上記の魅力を満たすvintage polo(ヴィンテージポロ)のグルカパンツがまとまってオンラインショップに今週土曜21時に入荷します。
ラルフローレンの世界的なコレクターでもある松任谷正隆さんが”ぜひ復刻して欲しい”とインスタライブでも熱望していた理由もわかる、魅力いっぱいの逸品です。