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[珍ラルフ探訪紀 第19回]年代別に公開!ポロシャツのディテールの変化、珍しいヴィンテージとともに。

ヴィンテージのラルフローレンに注目が集まる中、今年50周年を迎えるポロシャツには時代により様々な変化があります。

●1967年 ブランド創業

●1972年 ポロシャツ誕生

王者ラコステがシェアを握っていたポロシャツ市場に、ボディと刺繍のカラーバリエーションの豊富さとゆったりした身幅を武器に、スポーツウェアではなくファッションウェアとして参入し、多くの支持を得ます。

●1981

初の海外ストアをオープンさせたタイミングから1980年代後半くらいまではこちらのタグがつきます。

ロンドン・ニューボンドストリートにあるPoloショップは、ヨーロッパ初のアメリカ人デザイナーの路面店。薬局があった場所に誕生したこのショップは、時代を超えた紳士クラブの美学を再現。

👉 関連情報:公式HP

●1990年代

USAは近年に大量に生産されてきたチャイナやスリランカ製とは異なり、身幅広めでバックテールがシルエット。美しくフェードする染料での染めも特徴です。

1990年代後半でUSA製は早々と終了。チャンピオンやリーバイスと比較してUSA製の生産期間が短いです。

👉 関連情報:USA製ポロシャツが注目されるワケ

●1990年初頭

肩幅、身幅をさらに広げ、特に身幅がかなり広く、通常はない胸ポケットが左に付く代わりに、右裾にポニーの刺繍が入るBIG POLO。長年探されている方も多いコレクターアイテムです。

👉 関連情報:何が違う?今また話題の”BIG POLO”

●2022

ポロシャツ50周年記念してUSA製モデルを初の復刻現行はベトナム製ですが中央アメリカのグアテマラで生産。肩幅、身幅が現行より広めに作られています。

当時の特徴であるフェードも再現するためにウォッシュ加工を贅沢に施した品が¥23,100で発売され、L以上のルーズなサイズから即完売していきました。

でも、USA製のヴィンテージと1箇所だけ違う、再現できなかったポイントがあります。

👉 関連情報:復刻モデルとUSA製を比較してわかった驚きの違い

オーセンティックなタフなウエアの時代による変遷。見ていてワクワクする物語性があるのもラルフローレンのポロシャツの魅力ですね。

<80-90s made in USA / POLO SHIRT>

上記でご紹介したヴィンテージを含め、made in USAのラルフローレンのポロシャツが大量に入荷します。今週土曜21時にanyteeのオンラインショップで今シーズン最後の販売です。

 オンラインでの販売は9月末で終了。来シーズンは3月から価格改訂した上で再開します。

状態の良いルーズなサイズの人気カラーは、来シーズンになると絶滅危惧種となりそうな予感がします。

秋冬もインナーとして重ね着も楽しめるアイテムですので、USA製のポロシャツをお探しだった方はお見逃しなく。

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