ラルフローレンから現行でも¥11,000で販売され、古着屋でもよく見かけるポケットTシャツ。
でも、made in USAのモデルはそれらとディテールが異なることをご存知ですか?
こちらが80-90年代のUSA製のヴィンテージ。
こちらはフィリピン製の高級な現行。
そう、古いタイプは布がついてるんです。
古着がお好きなオジ様たちは何を今さら、な感じかも知れませんが、これは”耳付き”と呼ばれ愛されたディテール。不朽の名作であるフルーツオブザルーム社のUSA製ヴィンテージにも付いてます。
他にもラルフローレンのUSA製ならではとしては、現行はスリムフィットと命名された身幅がタイトなモデルに対して、身幅広め着丈短めのボックスシルエットが魅力。
さらに同時期に他社で生産されているUSA製のTシャツと同様に、首のリブ、袖、裾の縫製がシングルステッチであることが特徴で、2000年代以降のアジア生産系になるとダブルステッチに変更されていきます。
ちなみに、ポケットが伸びすぎないための補強のの”耳”は、業界用語で”杉綾テープ”と呼ぶことを、anyteeのお客様でもあるアパレル業界での商品企画や生産管理のプロフェッショナルの方が教えてくれました。
杉綾、すぎあや、杉本彩 w
彼女が”学園祭の女王”と呼ばれていたのが1980年代後半。今回のmade in USAのポケTが作れた時代と重なりますね。
おあとがよろしいようで。
ご紹介したポケT含めて、今週土曜21時からオンラインショップでヴィンテージのラルフローレンが多数入荷します。お楽しみください。