リーバイスのヴィンテージデニムのブームが久しぶりに到来し価格の高騰が続いています。そんな中、今買っておくべきなのが80-90s made in USAの505のビックサイズです。
[オススメ理由]
1.縛って履くことでシャツやTシャツとの腰回りのバランスがとりやすい。
トップスは着丈の長い大きめサイズを着る時代。腰回りが隠れるため縛って履いても気にならず、むしろ着座の時に楽。
イメージとしては、デニムをスラックスのようなサイズ感で履く感じ。トップスをジャストにしたりインしたりする着方が主流でない今だからこその履き方です。
以下は178cm 70kgの僕が実寸でW40 L32を縛って履いてます。後述しますが501だとこんな風には履けません。
2.股下が長くても裾幅が狭いため”たまり”と呼ばれるクッションを作って履ける。
505に関しては裾幅が平置きで20cm前後と501より1-2cm狭いため、靴の上に綺麗な“たまり“ができます。
“たまり”=クッション数を減らしたい場合はウエストの位置を上げて縛れば大丈夫。これができるのは股上が501より深い505だからこそです。
[かつてのデニムブームとの違い]
60-70sのビックEや66モデルと言った古いタイプは10万円以上してしまうため、日常的に履ける80-90sに狙いを定めること。
しかし残念ながら、この年代はデニムの生地の差異より、履き方と洗い方の差異による色落ちの良し悪しのブレがかなり激しいと感じています。
色落ちの雰囲気の良い品はグッと少なくなりますが、いろんな要因が重なり、青みがありつつもメリハリのある色落ちをした美しい個体が稀に存在します。
そういうデニムを履きたいです。
なお、2000年代以降のUSA製ではないタイプは生地感が少し薄くしなやかになってしまうため、良い色落ちや風合いが期待できないため避けること。今買う必要性は薄いです。
[505はビックサイズでこそ輝く]
ヴィンテージTシャツ専門ショップの観点から、生地感や色落ちの美しさと言ったクオリティは高いデニム、かつ、実寸でW35以上をセレクトして、4/23(土)21時からオンラインショップで発売します。
股下の長さをさほど厳密に気にしなくても、先程説明したように安心して買える通販向きなアイテム、それが505だと思います。
W31-33くらいのデニムを普段履いてきた方でも、505をビックサイズで履くことで実現する美しいシルエットと履き心地の良さが楽しめます。
原油高、円安で輸入品の高騰がこれから始まりますので、お気に入りを早めに手に入れてください。
追伸)
インスタライブでも詳しく解説しました。