先程、報道ステーションで福祉実験ユニットである”ヘラルボニー”を取り上げていただき、多方面からご連絡いただき、テレビの効果を実感しながら書いてます。
スタートアップの事業支援や大企業の新規事業のコンサルが本業である私とヘラルボニーが出会ったのは、今から2年ほど前、彼らが創業して半年が経った頃。
100BANCHという渋谷にある産学行政が連携したスタートアップが集まるオフィスでコミュニティマネジメントをしている後輩かつ友人とランチをしていた際、彼からこう聞かれた。
“なんで龍さん、anyteeでTシャツを売ってるんですか?”
その二つの理由と展望を話した際に、紹介されたのが当時100BANCHをオフィスにしていた”ヘラルボニー”だった。
まだ若い彼らの強くはない部分を補完する立場として、”ヘラルボニー”が持つアセットを整理し、主に大企業や行政にアプローチしてコラボや提携を仕掛けたり、もしくは持ち込まれる案件をさばいたり、次につながる人を紹介したり、そんな関わりをはじめて2年が経過した。
岩手に先月末オープンしたギャラリーへは、オープニングイベントは東京からたくさん参加するのははばかられることもあり、タイミングをずらしてGWに尋ねた。
普段は東京ではなく盛岡にいる”ヘラルボニー”の双子の代表のひとり文登くんとも、久しぶりにゆっくり話すことができた。
本来商いや営みというのは、何かを伝えたり、価値を交換するために生まれたものだと思うが、”ヘラルボニー”はまさに成している組織だと思っている。
障害のある方の作品を商品に変え、美しい、素敵をきっかけに支援が後からついてくる。
世の中の全ての人がその人なりの強みと個性を発揮して生きていける社会へ。
その象徴として、今後も”ヘラルボニー“の更なる成長を願って、一堂邁進していきます。