服が売れない時代。エシカル消費、応援消費が叫ばれる中、古着を活用したリメイク商品がハイメゾンから日本のセレクトショップのオリジナルにいたるまで、よく見かけるようになってきた。
なかには、わざわざ解体しなくても良いんじゃね?むしろこれを作るために廃棄ロスが増えたんじゃね?
と一消費者として感じることもあり、、。
たぶん社長の鶴の一声で、”地球に優しい服作りを” の声を受けて、それに応えるための内向きで急いで対応したんだろうな、と思うような施作のアウトプットとして市場に投入されたような品は、素人にも敏感に察することはできる。
もう小売で規模を追うのは厳しいと思う。徹底的に世界を目指しITを活用したスケーラブルなブランドか、好きの延長で内輪でシコシコと愉しみながらやっている商店的な事業というよりの家業的なブランドだけが残る時代になった。
逆を返すと、後者のようなプロシューマのプレイヤーが伸び伸びとやれる環境を用意してあげて、巣立ってくるようなタイミングで大手が支援したり傘下に入ってもらうようなエコシステムがアパレルや飲食にあっても良いと思う。
そんな商いで溢れた世の中の方が買ってる方も楽しい。そこには社内ではなく自分の好きに向いた視点で生み出された物語がきっとあるから。
anyteeからは僕が好きなONEITAのボディを活用したTシャツを夏が過ぎたこのタイミングでリリースw。
このボディの特徴は詰まった厚みのあるネック。だからリバースウィーブなどスウェットのインナーにしても特徴が際立つ。秋冬で着込んで春が来る頃には良い感じのマイヴィンテージになってるはずです。