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ATON / ANDREAS MURKURDIS – エイトン アンドレアス ムルクディス、ベルリンと東京

 

ベルリンに来ています!

ベルリンに来たら是非立ち寄って頂きたい店があり、今回ベルリン訪問の目的の一つ。ヨーロッパ内では5本の指に入ると言っても過言ではないお店『ANDREAS MURKURDIS』。ポツダム通りから中に入ると大きな中庭があり隣にはGALLERY MAX HETZLERが存在する。ファッション、デザイン、ファニチャー、アートとオーナーであるアンドレアス氏のキュレーションで構成されているお店にはブレが無い。

モノやコトのルーツ、ストーリー、デザイン性、それぞれに存在する時代精神を汲み取ったセレクションをずっとやっている店である。元、某ベルリン美術館のキュレーターとしてキャリアを始めたアンドレアス氏が昨今始動したプロジェクトのお披露目が9月12日に行われた。

ベルリンと言えば、アートの街。ベルリンアートウィークが開催される今週は何百ものギャラリーがローカル/国際的なアーティストの最新のアート作品を展示し、街を総上げで市民を巻き込みアートを感じ楽しめる時期である。様々な国からそれを楽しみに集結する人達に向けてANDREAS MURKURDISでもそんなアートウィークを盛り上げる取り組みとして行なっているプロジェクトである。

JILL SANDERポップアップ/ミラノのショールームに設置されている木製の小屋が初めてミラノを離れ、AMに現れ新コレクションを展示する)

APPLIED ART FORMS/アムステルダムを拠点にするビンテージ/サープラスにデザインソースをもつブランド(19世紀のボロから作られたコレクションを展開)

SOPHIE BILLE BRAHE/アルファベットレタリングジュエリーエクスクルーシブコレクション

JOANNA LOUCA/キプロス出身のテキスタイルアーティストによる圧巻の空間インスタレーション

KARAKTER/Afra & Tobia Scarpanにより60年代にデザインされたチェアで最近復刻したScarpa121を展示するのと同時に、アンドレアス氏と長いコラボレーターであるベルギー出身のファニチャーデザイナーMICHAEL VERHEYDEN氏のナチュラル素材をテーマにした新作を展示している。洋服があり、テキスタイル、ジュウェリー、ファニチャー、オブジェクト全ての打ち出しを行っている。

原材料や生地、そしてフォルム的なデザイン性、製品のフィニッシュに定評のある『ATON』もアンドレアスが今期からお勧めするブランドである。全て日本製であり、ブランドの側面的な顔とも言えるボタニカルダイ(天然素材による染め)はデザイナー久崎氏のこだわりが集結している。徳島県の藍師から京都府での藍染め、天然素材から表現できる異なるシェイドの藍色の多様性とその深さをファブリックインスタレーションとして展示し、藍をテーマに今回エクシクルーシブな商品を販売している。

徳島の藍/産地

通常の化学染料では実現できない京都の藍のつの色合いにスポットライトを当てた、大型展示。こういった日本の技術/伝統を継承できるように尽力している様子が当日オープニングでも、高い評価を得ていた。

ATON インラインのコレクション陳列

オープニングには多くの人が集まり、色々な会話興味深い会話を聞けた。アートウィークなのかギャラリーのキュレーターや文学者も多く集まりベルリンさを直に感じることができた。

この、ベルリンのイベント期間中に、東京・表参道に期間限定のATON / ANDREAS MURKURDIS のサテライトショップがオープンしている。日本では他では見れないエクスクルーシブアイテムや藍染めの展示作品を展示している。是非海外の人達がみる日本の良さ、日本の味をそして日本が世界に誇れるモノ作りを是非皆体験して欲しい!

ベルリン

ベルリンアートウィークアンドレアスムルクディス

エイトンスペシャルインスタレーション

開催期間:2023年9月13日〜9月30日

場所:Potsdamer Strasse 81, 10785 Berlin

 

東京

エイトン アンドレアス ムルクディス

サテライトショップ イン トーキョー

開催期間:2023年9月13日〜9月24日

場所:東京都渋谷区神宮前5−7−4 2F

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