かなり久しぶりの投稿になります。ご無沙汰しています!
ロンドンの生活が結構バタバタで、言い訳ですが今後は自分に喝を入れてこちらでも積極的に投稿していきますので宜しくお願い致します!
早速ですが、明日9月9日土曜日にオープニングがあるロンドンのARRAN GREGORY (アラン グレゴリー)の個展が開催されます。東京に居たら、是非観にいってみて下さい。凄く羨ましいです。
アランとの出会いはSalt and Pepperの大北さんとガクさんと一緒に、彼のアトリエを訪問して以来、仲良くさせて頂いています。日本のカルチャーにも造詣が深くて、スケーターであり音楽が好きでペインティング、絵を描いてもセンス満載でマルチな人。その人柄や才能が凝縮している彼の職業は彫刻家で、木彫やガラスを使い、幾何学的なラインで繋げた素晴らしい彫刻をつくる。自然との接点が特に重要で絶命の可能性が高い動物品種を題材にとりあげたりしている彼の精神やスタンスが反映されている大きな作品に特徴がある。
『GEOGLYPHS』(地上絵)は彼の日本で行う初の個展。ラスコー洞窟など原始的でありながら人間の文化形成のルーツともいえるようなドローイングや古代の地上絵からインスパイアされた作品を展示。何千年前に書かれたものが今のグラフィックでも共感できるそういう時代の変遷や相互関係、過去への敬意でありながら、今でからこそふと脚をとめて、みて頂ければ色々と考えさせられることも多いと思います。観るだけでなく内側からの心を動かされる(英語ではEmotive、どう表現したら良いかわからないですが)そこが彼の作品の醍醐味だと思います!是非足を運んでみて下さい!
開催場所:SALT AND PEPPER