駒場の民藝館から松本、静岡の芹沢銈介美術館、その系譜を辿って京都🚗
日本民藝館で買える『民芸の趣旨』はいまにも通ずる提言に満ち満ちています(引用したい文章がたくさんある)。
一方でいろいろ足を運ぶうち、民藝運動の過程や主要人物たちの歴史の中には海外の文化芸術工芸等々への深い学びと柔軟に取り入れるもしくは鋭く比較する姿勢があったことを知りました。外に目を向け思想の階層を整えてこそ中の価値や課題が見える、そういうバランス感があった上でのということなんだと思います。
芹沢銈介邸で日本の道具に並んで置いてあるエキパルチェア良かったです。
小鹿田焼あつめから始まっただけなのに、知れば知るほどいまいるところが浅い場所だと気付かされる、困った対象にはまってしまったものです
意識的な作物でないものが民藝であるとされますが、この道中では魅力ある意識的作物にも出会ってしまうので(そういう意味ではべつに民藝が好きなわけではないとも言える)、寄り道も果てしないです。
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