白樺の置物(長野・白樺湖)
とある地域の寂れた道の駅。そこの棚の片隅にホコリをかぶって置かれていた白樺で出来た人形。
台座には白樺湖とスタンプを押してあるので、長野県の蓼科高原にある白樺湖周辺のお土産品として昭和時代に売られていた物かと。
はい。手法とか鋸目の跡から見て、私が過去に掲載した「民芸魔よけ」等のシリーズと同じ所で作られたのかもしれません。
ちなみにこれは枝の跡の突起部分を鼻に見立てているようで、
恐らく量産出来る物では無いと察します。希少品です。
しかし、世の中的な価値は全くありません。それでいいんです。
そのくらいが郷土民芸の心地良さと面白さとPUNKな所なんです。