部長の榎本です。
6月7日(日)に開催された「Nordisk Mountain Trail 第17回富士忍野高原トレイルレース」に参加してきました。
舞台は山梨県忍野村。富士山の麓に広がる、のどかで美しいエリアです。

フイナム ランニング クラブ♡から参加したのはこちらの4名
この大会には、
・ロングコース(約35キロ)
・ミドルコース(約21.6キロ)
・ショートコース(約13.2キロ)
・ファミリーラン(約4キロ)
の4種目が用意されています。
ぼくらが参加したのはロングコース。
4人とも今回が初参加で、せっかくなら長いやつに出てみるか、と。
ちなみにトレイルランニングシーンでは一般的に、
20〜40キロを「ショート」
50〜70キロを「ミドル」
100キロ以上を「ロング」または「ウルトラ」
と呼ぶことが多いのですが、感覚がバグってますよね。
20〜40キロのどこがショートやねん。十分長いわ。
その点、この大会では35キロを「ロング」と呼んでいる。至極真っ当な感覚です。
なお、この大会、2010年に第1回が開催され、今回で17回目を迎える歴史ある大会でもあります。
まずは杓子山へ。なかなかパンチのある上り。
スタート/ゴール地点は忍野中学校。ロングコースは朝7時20分スタート、制限時間は8時間。
公共交通機関では都内から始発で向かってもスタートに間に合わないため、前日に現地入り。受付を済ませ、会場近くのコテージに投宿しました。
そして例によって、前日はそれなりに痛飲。お約束。
寝て起きたらレース当日。眠い目をこすりつつ、スタートラインへ。

そしていざ、レーススタート!
しばらくロードと林道を進みます。

忍野村らしい穏やかな風景のなかを走り、やがて杓子山の登山道へ。

ここから一気にトレイルレースらしい雰囲気に。

杓子山への上りは、なかなかの斜度。序盤とはいえ無理は禁物。マイペースで一歩ずつ進んでいきます。
スタートから約1時間半で、杓子山の山頂に到着。

晴れていれば、ここから富士山の大絶景が広がるはずなのですが、この日はあいにくの天気。すっぽりと雲に覆われていて、期待していた景色はお預けでした。残念。

過去Pic。晴れていればこんな景色が見られます(2018年4月・榎本撮影)
岩場の下りで、まさかの大渋滞。
杓子山からは立ノ塚峠方面へ下っていきます。この区間は険しい岩場が連続するため、ひとりひとり順番に下っていくしかない。
というわけで、途中で渋滞発生。

しばらく足を止めて待つことに。
動いているときは気にならなかったけど、止まると一気に身体が冷えてくる。ここでウインドシェルを羽織って体温を保ちます。防寒具の大切さを再認識。
渋滞は20分ほどで解消。その後、立ノ塚峠から加瀬山を登り返し、二十曲峠へ。

二十曲峠にはエイドステーションが。

水やスポーツドリンク、オレンジ、バナナなどを補給。ボランティアの方々の温かい声かけに、心も癒やされます。
一方で、お腹にたまるようなものはあまりなかったので、自分はザックに詰めておいたパンやおにぎりでエネルギーチャージ。ロングコースに出るなら、補給食はある程度自分で持っておくのが安心です。
田んぼ道で富士山が顔を出す。
二十曲峠からはロード、林道を下り、忍野村方面へ。
山を下りると、景色は一気にのどかな田園風景へと変わります。

田んぼ道を進んでいると、ここでようやく富士山が顔を出してくれた。

ずっと雲に隠れていたぶん、この瞬間はかなりうれしい。やっぱりこの大会の主役は富士山。見えるだけでテンションが上がります。
その後トレイルに入り、大平山へ向かう頃には、富士山は再び雲の中へ。

シャイボーイ富士山。なかなか顔を出してくれませんね。
大平山を越えると、再び忍野村へ。
ロード、林道を経て、今度は行きとは違うルートで立ノ塚峠へ登り返します。後半に入ってからの上り返しは脚にくる。けれど、コースは変化に富んでいて飽きることがない。
山、林道、ロード、田んぼ道。路面も景色も次々に変わっていくので、トレイルランニングのいろいろな魅力を一度に味わえるコースです。
もう一度二十曲峠へ向かい、そこから忍野村へ下り、会場の忍野中学校へ。

残り1キロの表示が見えると、ようやく終わりが近づいてきた実感が湧いてきます。
最後までのどかな景色が続き、そのままフィニッシュへ。

そしてフィニッシュ。35キロの道のりを終えました。
アットホームで、また出たくなる大会。
この大会全体を通じて感じたのは、ほのぼのしていて、アットホームな良い大会だなということ。
地元のボランティアの方々の応援や、エイドステーションでの温かいおもてなしが印象に残りました。大規模レースの華やかさとはまた違う、地域に根ざした大会ならではの良さがあるなと。
コースについては、杓子山への上り下りがなかなかハード。特に岩場の下りは慎重さが必要です。ただ、それ以外は走りやすいパートが多く、景色や路面の変化も豊か。しっかり走れる区間と、山らしいタフな区間。そのバランスがよく、トレイルランニングの醍醐味を満喫できました。
富士山は少ししか見えなかったけれど、コースも、大会の雰囲気も、しっかり楽しめた35キロ。また次回も出たいな。次はミドルコースでも良いかも。
ショートやファミリーランも用意されているので、初めてトレイルレースに出てみたい人にも良さそう。レースデビューを考えている人は、参加を検討してみては。
足元はスウェーデン発のCRAFT。
最後に、今回の足元について。
今回は、この大会に協賛しているスウェーデン発のプレミアムスポーツウェアブランド〈クラフト(CRAFT)〉の方から声をかけていただき、参加しました。というわけで、足元も〈クラフト〉のトレイルランニングシューズで。

CRAFT Pure Trail Pro
〈クラフト〉のシューズを履くのは今回が初めてでしたが、印象はかなり良かった。まず、グリップ力が高い。ロード、林道、土のトレイル、岩場と、いろいろな路面が出てくるコースでしたが、どの場面でも安心して足を置くことができました。
ソールは適度にクッションがありながらも、剛性がしっかりしていて、後半に脚が疲れてきてもシューズがブレずに支えてくれる感覚がある。杓子山周辺のようなタフな区間でも、不安なく進めたのは大きかった。
そして、スウェーデンのブランドらしい洗練されたデザインや色味も好印象。いかにも山用という武骨さだけではなく、どこか都会的な雰囲気があるのも〈クラフト〉ならでは、ですね。
富士忍野高原トレイルレース
https://oshinotrail.jp