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江口寿史の描く女性について

チャオ!
井戸田です。

最近出不精になっていましたが、元麻布にあるKaikai Kiki Galleryに行ってきました。

その目的は、、、

江口寿史の個展「NO MANNER」へ滑り込み。

江口先生を知ったのは、銀杏BOYSのCDジャケットだったと記憶。(聴きながらブログを書いています。)

このテイストは漫画もアニメも大好きな井戸田にささるささる。
さらにそれが、村上さんのギャラリーで展示なら行かなきゃダメでしょ!という事で行ってきました。

アートってなんか気になるし興味はあるけど、買い方もわからない価格も手が出ない、そんな遠い存在でしたが、村上隆率いるKaikai Kiki社とお仕事をさせてもらった事がキッカケで以前よりは近い存在になりました。
とはいえ、アートを語れるほどの知見はないので深掘りはできません、、、笑

ただ、考え深かった村上さんのコメント

ヘッドホンをした女性の図
この数年間、アート業界で流行りに流行った図柄ですが、その震源地は、江口寿史さんの一連のヘッドホン作品にあります。

他の版元から出ていない、カイカイキキエクスクルーシヴの色、図柄の登場です。

版画に限らずアート作品の価値は、アーティストの力そのものもさることながら、
取り扱う画商や関係者たちの強い意志を背景とした、価格の統制、エディション管理、セカンダリーの調整にある事は自明です。

ここ数年、イラストをアートっぽい形式で売ったら、そこそこ稼げるぞ!とか、大きめの紙に印刷してサインしたら、版画でございます、とか。
エディション管理からしてしようとしないノーマナーな手捌きは、pandemic時に沸き起こった、
一時的なアート大ブームの波が収まった時、下火になることは今から予想されることです。

引用元:Zingaro NEWS

なるほどー
コメント内にもある「ノーマナー」をタイトルに反映し、“本物”はこれだ!と展示を通して意志表示をしたのかなと。解釈をしています。

こう言ったものの、

深くは考えず江口先生の描く女性を眺めて思った感想は








「やっぱ好き。」

心を揺さぶられました。
そう思える作品ってすごいですよね。

これを書くうえで記憶を整理したので、村上さんとの仕事にも今度触れてみようかと思います。
たまに覗いてやってください。

それではまた!

※展示期間は終了しています。

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