ニューヨーク二日目。
女子プロレス好きの二人、ALEXとIANはニューヨークで始めるプロレス興業のタイトルを、
「SUKEBAN」にしたいと言い始めました。
「どう思う？（WHAT DO YOU THINK?) 」
と、聞く彼らに、
「最高だろう！（SO COOL!)」
と答えたのはいうまでもありません。
そして送られてきたチケットは、
試合は夜。
昼間にたまたま通りかかったお店が気になり、
一人で入ってみました。
今までの人生で食べたファラフェルの中でも、
多分一番でしたね。
イスラエルで食べたのよりも。
ぜひ、ニューヨークに行った際には寄ってみてください。
おすすめは、「POPEYE DELIGHT SANDWICH」。
NISH NUSH Tribeca
88 Reade St, New York, NY 10013
さて、女子プロレスの時間です。
昨日から、会う友人たちに女子プロレスのために来たと言ってみたところ、
みんな「まじか！知らなかった！CAPITALEでやるのか？まじでクールだな！」
と、２泊5日でニューヨークに来た僕の異常性などを突っ込んでくる人はおらず、
妙に女子プロに喰いついてくるのが興味深いのです。
これもプロレスの持つ大きな魅力なのでしょう。
会場のCAPITALEはボクシングとかでも有名らしく、
多分後楽園ホールのような場所なのですね。
会場に入るとこんな感じで、
東京でいえば、秋葉原で出会えるような感じというか、
僕が個人的に憧れる、
「一部のアメリカの映画でしかみたことのないアメリカ人」がたくさん集まってるというか、
とにかく僕的には「イケてる」オーディエンスで熱気ムンムンだったのです。
音楽は、2manydjs。マジか！
徐々に集まる観客も、だいぶいい感じで。
そして、試合開始。
観客はどうもかなりコアなファンらしく、
掛け声の掛け方とかもこなれてました。
ちょっと自分的に盛り上がりすぎまして、
あまりいい写真を撮れていないのですが、
試合もいい感じに進み、
メインイベントを前に、まさかの展開が…。
マークニューソンデザインのチャンピオンベルトを持った、ブル様が。
みなさんご存知の「ブル中野」がプロレス殿堂入りをしていないということに関しては、
エジプトのピラミッド、
万里の長城、
イースター島のモアイ像、
などに続く、世界７不思議に数えられていますが、
アメリカでは本気のレジェンド。
なんたって、WWFのリングに立ってますから。
会場は揺れました。
僕も、「ウォー」と今まで出したことのない声をあげながら立ち上がってしまいました。
（いや、この行動は、ソ連から来たサルマンハシミコフという木偶の坊系レスラーが、クラッシャーバンバンビガロを持ち上げた時に、テレビの前でした事があるかも。だとするとそれ以来。）
そんなブル様の前で、
Countess Saori vs Ichigo Sayaka
伯爵夫人という美しい名前と、
苺という可愛い名前の対決。
はっきりしてて、すごく良かったです。
最後は、４の字固めに入ろうとした伯爵夫人を、
あの藤波辰巳がビッグバンベイダーに仕掛けて、
あのあとたくさんのレスラーが乱発した名技
「スモールパッケージホールド」で、
苺が制すという、いい試合。
最後は、お決まりの乱闘になり、
コミッショナーのブル様がブチ切れて次回の試合を設定し終わるという、
素晴らしい展開でお開き。
この会場にいたすべての人が、きっと満足したはず。
次回は、12月、マイアミで。
それも行かなあかん。
そうそう、言い忘れましたが、今回の旅はJALでした。
滅多に映画を見たりしないのですが、
今回は、たまたま見つけたこの映画を。
最後の反省会か。
まあ、間違い無いだろう。
ということで、見始めること１時間。
「これ、見たことあるかも…。」
確認したところ、2013年公開。
映画館で見てますね。
それも、公開早々行って、そのあと何回もDVDで見てる。
毎回感動してしまう、この映画。
２が最高なのはそうですが、
この作品のチャウとの別れは、涙なしでは見れません。
ぜひ皆様も。
１、２、３、連続でご覧になることをお勧めします。
