BLOG - 鳥羽伸博(TORIBA COFFEE 代表)

色々やめたけど、やめたくないと食い下がる。

みなさま、ご無沙汰してしまい、申し訳ありません。

トリバコーヒーの鳥羽です。

 

先日、フイナム編集長の小牟田さんから久しぶりにメールをいただき、

「鳥羽さん、もう1年2ヶ月更新もないので、ここは終了でどうでしょう?」

と、優しく引導を渡されそうになりました…。笑

 

もう、1年以上更新していなかったのか…。

 

そりゃ、クビになりますわな。

 

メジャーリーガーだって、一年以上試合に出なければ、

新たな人生模索したらどうだ?って、言われますよね、多分。

 

そこで、なんで1年以上も更新を失念していたのか、

思い出してみました。

 

そうすると、鳥羽がここ一年の呆れるような記憶が蘇ってきました。

 

長くなりますが、お付き合いください。

 

ここ数年のコロナウィルスの蔓延は、

多くの企業や、個人事業主にいろいろな打撃を与えたと思いますが、

うちの会社も御多分に洩れず、かなり苦しい試練を与えられました。

 

元々、「人よりちょっと早く」、とか、「誰も気づいてないうちに」、

といった、隙間ばかりを探す会社ですから、

長い目で見ていただくことを求めるような仕事ばかりをしていました。

 

いわば、

「いつか売れてやる」と、飲んだくれるロックンローラーのような、

「誰も、俺に気づかねえ。気づかねえ奴がバカなんだ」と言い張るアーティストのようなものですかね。

 

そんな中で、長く生きながらえるのは得意だったのですが、

コロナはきつかった。

 

社員やスタッフは、いつの間にかどんどん増えていて、

でも、まだまだこれからというタイミングでコロナだったんですね。

 

こういう時の銀行はとても冷たく、

お金はもう貸しませんって、はっきり言われまして、

会計士は、

「事業を全部辞めて、不動産収入だけにしましょう。」

とか言い出すし。

 

八方塞がりの中、何が大切かって考えてみたのですが、

やはり走り出してみんなで頑張ってる事業の方だなと思い、

銀座のビルを売ることにしました。

 

完了したのが、去年の6月。

 

で、そうなるとトリバコーヒーの店舗は、

突然ルイヴィトンとか、グッチと同じレベルの

家賃を払うことになるんですね。

 

こりゃ、ダメだ。早く引っ越さないと。

 

分かってはいたんですが、実際その時にならないと、

なかなか重い腰が上がらない。

 

で、そんな時に、考えてみたら、今までのうちの会社の仕事って、

僕が思いついたこと、言ったことを、スタッフのみんながやるという、

良く言えば、トップダウン、悪く言えば、ワンマンなやり方だったな、

と気づくのでした。

 

僕は、みんなが考えてくれたことに、味をつけたり、色をつけたり、

もっと楽しくしたり、そういう仕事をしたいのに、

なんか追われてるポイントの責任が重すぎるなと。

 

で、僕の右腕だった野田くんに相談したところ、

僕に社長やらせてくださいと言ってくれたので、

社長も辞めることにしました。

 

会長になっても、そのまま上にスライドするだけだということはわかっていたので、

ヒラ、ただの社員に。

 

そんな時に、京都のホワイトリーをいうお店がオープンしまして、

京都にヴィーガンのレストランを色々オープンできたらいいなと思って、

知り合いに、「いい場所出たら教えてね」と約束して、

東京に戻ったと思ったら、電話が。

 

トンボ帰りで京都に戻って物件を見たところ、

「これはトリバコーヒーを作るしかないな」と思わせる物件で、

野田社長に「やってもいいですか?」と聞いたら、

「どうぞ」と。

 

これが、去年の秋ですね。

 

というわけで、まずは、ここまで。

すみません、ダラダラとお付き合いいただいて。

 

まあ、一言で言えば、大殺界最終年に相応しい、

細木数子先生もきっと褒めてくださる迷走っぷり。

 

まとめ。

 

やめたこと、

1、不動産経営

2、銀座

3、社長

 

やめたくないとお願いしたこと

1、フイナムブログ

 

と、いうことで、これからもよろしくお願い致します。

 

 

 

 

 

 

 

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