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BLOG - テガキ($HOW5 (#テガキ))

ボブ・マーリー が履いていたニューバランス!? 70年代〜初期80年代の newbalance その1 (320/ supercomp/327 casablanca) 

 

Bob Marley

このBob Marleyの写真 アウトソールのツブツブ形状からしても、

newbalanceの70年代クラシック、SuperCompを履いていますね。

当時のヒッピー的な、フレアなシャツやパンツのシルエットにとても合って

いて今見てもメチャクチャかっこいいですね!!!!!

 

暑くなってきたし、ビル ラズウェルのDUBリミックスアルバムを聴きたくなります。

 

 

自分は 70年代のニューバランスも  好きなので プライベートとしていくつか集めているのですが

写真の手前の320というシューズには、まだNマークがありません・・・・

(しかもまだ サイズ表示はペンで手書き・・・)

 

どういう事かというと

ニューバランスのマラソンシューズとしての基盤 は この”320”の大貢献によって

出来上がっていくんですね。

つまり矯正靴や中敷、アーチサポートから始まった会社が ここからグッと

Nマークの誕生と共に 完全に ”スポーツメーカー”として急成長していきます。

1975年「320」を着用しニューヨーク・シティ・マラソンで一位に輝くトム・フレミング(Tom Fleming)。トム・フレミング(Tom Fleming)は1951年生まれのアメリカの長距離ランナー。

1973年と1975年のボストンマラソンでは2位に、1973年のニューヨーク・シティ・マラソンにおいては1位を記録。さらに1975年のニューヨーク・シティ・マラソンでは「2:19:27」のタイムで1位に輝いています。このときに着用していたランニングシューズが開発されたばかりの「320」。ニューバランスを全米にアピールすることとなります。さらに翌年1976年には、アメリカで権威のあるランニング専門誌「ランナーズワールド」(runners world)のトレーニングシューズ部門で1位に獲得。1979年には同誌で「ファイブスター」を受賞します。

 

 

足首と踵(かかと)はしっかりホールドしつつ、つま先側は靴の中でフリーにする。

今となっては当たり前の 皆が言う ”履き心地の良さ”

”シューズとは こういうものだ”という根本的な考え方が確立されます。

そして

この320の成功によって色んなバリエーションが作られました。

で、最初の写真。 Bob Marleyが履いていたのが

320のロードレースバージョンの オレンジ色の super compというシューズなんです。

 

super comp : 320 road race version  
trail 355   : 320 off road trail run version 

 

 

そして ここ最近、カサブランカのコラボ等で国内外で話題になっている 327というシューズは

実は コレらの70年代のシューズそれぞれからインスパイアされて UK企画の女性チームによって制作されているんです。

(だからなのか 個人的には UKの vivian とか world’s endのようなシルエット、切り返しのカラーリングの影響を感じるんですよね。そういう服にも合わせやすい。70年代後半〜80年代初期の雰囲気。)

casabranca×newbalance 327 ケンダル・ジェンナー kendall jenner / westsidegunn /jbalvin

こちらは そのUKのデザイナー Charlottea lee さんのインタビューです。

 

 

また、つい先日の

カサブランカの新しいパリでのデジタル コレクションもメチャクチャかっこいい

プレゼンテーションでしたね〜。

出だしから パラダイスガラージ クラシックの

idris muhammad “could heaven ever be like this”

を使っているのですが、コレが今このコロナとBLMなどの世界情勢の中で表現されている事が

とても素晴らしい表現なんです。。。

AFTER THE RAIN

COMES THE RAINBOW

雨(コロナ)の後には虹(ジェンダーレスの世の中)がかかる。

素晴らしいメッセージです。

 

カサブランカが世界で支持されてる大きな理由は、そう言う部分があると思うのですが・・・ 

何故か 

今の日本のサイトや媒体は 世界のメインストリーム動きにかなり弱くて

音楽や歴史背景を知らないのか? 

ほとんどが 作られた物体しか見てないレビューになっちゃって 

あげく 適当に カルチャーだのストリートだの90年代ファッションって言っときゃオッケー

みたいな ノリで 片付けてしまってたりするんで・・・勿体ない。

 

(こんなに素晴らしいメッセージを曲と服で表現しているのが、感じとれずに)

物体だけ見て  着こなせるかどうか? とか言ってる外側だけの発想がそもそもダサい。

バックボーンとか感受性を持って 大好きなものだったら 気合いで着ていれば

だんだん中身と伴って、自身も周りもバイブスが高まる。

服って そういうモノだと思う。

 

 

カルチャーって一体 何の話ですか? サブカルチャー?レイブカルチャー?何のカルチャーですか?

ストリートって何の事ですか? スケート?グラフィティ?トラップ?ラッパー? DJですか?

90年代ファッションって? グランジ?ポストパンク?ヒップホップ?裏原(コレも広い)?

 

結局、何をさしてるのか良くわからない事も多い。

 

 

AFTER THE RAIN

COMES THE RAINBOW

雨(コロナ)の後には虹(ジェンダーレスの世の中)がかかる。

素晴らしいメッセージです。

 

 

 

 

 

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