(トライブの曲とサンプリングネタ両方)
(こちらはサンプリングネタのみ)
(spotify バージョンは肝心のTEI TOWAさんの曲が見つからず・・・)
“90年代HIPHOPとJAZZ”
HIPHOPの方向性を大きく変えたとされるニュースクールの代表的なグループ
A Tribe Called Quest の1st album。
このアルバムに当時Deee Liteで活躍されていた TEI TOWAさんが関わっていて
下記の2曲に”ウェザーリポートのレコードが”や日本語での会話が
(空耳アワードのようにw)収録されています。
当時の Deee-Lite TEI TOWAさんとQ-TIP
その後、TEI TOWAさんの Technovaも トライブに(J DILLA)サンプリングされています。
こちらで、当時のNYの坂本龍一さんのスタジオにいる
TEI TOWAさんがみれます。
そもそも、HIPHOPにJAZZのレコードをサンプリングし始めたのは
実は日本のmajor force 期の ヤン富田さんの “PHARAOH’S DEN”が最初で
これがTEI TOWAさん経由で
JUNGLE BROTHERS(トライブと同じネイティブタン)に渡り、
それがこちらの曲で使われるようになって、
ネイティブタン クルーがJAZZネタを使い初めるんですね。
つまりキッカケは何と日本人だったんですね。
ヒップホップが大好きな日本人に
JAZZにインスパイアされたHIPHOPが
長く愛され続けてきたのも頷けます。
これはシンちゃん https://www.instagram.com/____keepitrealstr_____/ や
DJ旗本退屈男 https://www.instagram.com/hatamotoman/
先輩に教わって、確かスチャダラパーの余談のテイトウワさんの
インタビューでも書かれていた気がします。
他にも もちろん
88~89年というのは、 クインシージョーンがHIPHOPを作ったり
Stetsasonicの”Talking all that Jazz”等だんだんJAZZに向かっていく
兆しが出てきています。その中の1つのエピソードとしてとても
面白いと僕は思います。
そして、トライブの2nd
この辺りがあまりにもカッコ良すぎてGANGSTARRやPETEROCKなど
NYのHIPHOP全体が一気にJAZZやフュージョン、
ミゼルブラザーズ系の音色に変化していきます。
いや〜とにかくトライブのサンプリングソースってほんと原曲もカッコ良くて
NYC感がすごいあるんですよね。
音作ってるQ TIPが超 洒落ていて、JAZZからSOUL,ROCK,BOSSA,
天才的にコラージュされていて 本当にめっつちゃくちゃ音楽が大好きなのが
聴いてると伝わってきます。
勝手に90年代のQ-TIPのお家にワープした気持ちになれます。笑
またファレルもトライブの映画
Beats,Rhymes&Lifeの中でATCQが一番影響されたTOPだと言っています。
とにかく HIPHOPはジャンルレスで様々な音楽や価値観で構成されていて、
とても自由で素晴らしいですね〜。
#ATCQ #ATRIBECALLEDQUEST #SAMPLING #SAMPRINGSOURCE #TEITOWA
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