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BLOG - 平沢 達哉(WEAREALLANIMALS Founder)

特別なヴァーシティジャケット【Settlemier’s for WEAREALLANIMALS】

ヴァーシティジャケット、アワードジャケット、スタジャン・・・色々呼び方がありますが、基本すべて同じ物です。

中でも最も古くからある名前はヴァーシティジャケット。
大学代表チームを意味する”varsity”という言葉が語源で、1865年にハーバード大学野球チームのユニホームとして採用されたのが始まりだそうです。

日本ではスタジャンという呼び方がメジャーですけど、これは和製英語なので日本以外では通じませんよ。

そんなヴァーシティジャケットを30年以上、現在も家族経営で作り続けるアメリカのブランドがあるのをご存知でしょうか。

Settlemier’s
1990年、オレゴン州ポートランドにてGloria Settlemierによって創業。Settlemier家の地下室で始まって以来、30年近くにわたり高品質の”VARSITY-STYLE JACKET”を製造しています。
現在は息子、Aaron Settlemierを中心に変わらず家族で運営されており、地元の高校や大学はもちろん、カークラブチームやバイクチームから退役軍人まで、利用する人は様々です。
素材はポートランドにある老舗ウーレンミルのVIRGIN WOOL MELTON100%、レザーは堅牢なカウハイドを使用しています。24オンスの バージンウールメルトンにポリエステルタフタのキルティングライナーを装備しており、しなやかで温かいジャケットです。リブやパッチは自社工場にある機械で作られている生粋のポートランドメイドです。

スクーカム(廃業しちゃいましたね・・・)、GB SPORTSなんかと比べると歴史は浅いですが、創業当初からの製法を受け継ぎ、自社工場で生産、素材も地元の物に拘って作っているブランドとなるとヴァーシティジャケットの括りを外しても中々ございません。
今となってはアメリカ製というだけでもかなり希少。

何周まわったかわかりませんが、ここにきてスタジャンが熱い(めんどくさいのでここからはスタジャンと呼びます)と勝手思ってます。
TODAYeditionのレッドウィングの時にも書いたような気がしますが、何周かまわって逆に新しいと考えるようになったのか、歳をとった事で懐古しているのか、いや両方かもしれません。
今年の冬はスタジャン着たいなと思って、この質実剛健なファクトリーに別注を依頼しました。

Settlemier’s for WEAREALLANIMALS Exclusive Varsity Jacket

手前味噌ですが、かなり良い感じに仕上がりました。襟付きタイプのスタジャンをベースにして、ボディはメルトン、襟とポケットのパイピングのみレザーにしました。価格は税込70,400円です。

そしてフロントの胸には幸運を意味する四葉のクローバーのワッペンをペタリ。

フロントからバックの脇にかけてWEAREALLANIMALSの刺繍を入れてもらいました。
あまり主張するのが嫌だったので、腕を上げないと見えません。細かく位置を指定したわけではないのですが、狙い通りの位置に刺繍が入って満足。

バックの右肩には86のワッペンを。こちらも控えめな感じで。
ベージュのメルトンとブラックのレザーのコンビは想像以上に落ち着いた印象になって、こりゃ大人ですわ。

こちらサイズはワンサイズ、しかも50というXL相当の大きいサイズのみでの展開になります。
女の子がメンズのスタジャンだぼっと着てるのが可愛いから、そんな感じで着れないかなと思ったのと、アウターとして一番外側に着て欲しかったのでこのサイズを選びました。

ライニングにキルティングを貼らない仕様にしたので、大きめに着ても肩がちゃんと落ちるし、袖もリブがしっかりしてるので萌え袖にはなりません。
ぶっちゃけ意図的なオーバーサイズというのは食傷気味だったりするのですが、スタジャンであればこれくらいで着るのが90’sっぽくてかっこいいと思ってます。

こちらのジャケットですが、今週末からのイベントにて先行で販売します。イベント詳細は下記リンクをご覧くださいませ。

オンラインでは18日の月曜日、19:00より掲載スタートとなります。
是非来れる方はイベントに来てもらって、直接試着していただくことをお勧めします。

皆様のご来店お待ちしてます!

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