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BLOG - 平沢 達哉(WEAREALLANIMALS Founder)

渋谷でイベントやります<ビラ・モデルナとワイルド・スタイル>

明日よりPOP-UP STOREイベントがスタートとなります。

前回のブログでもサラッとご案内しましたが、今回イベントを行うアトリエ・サンカッケーがあるマンション”ビラ・モデルナ”のお話を少しだけさせていただきます。

このマンションは「近代建築の三大巨匠」とされる<ル・コルビジエ>の弟子であり、日本にモダニズム建築をもたらした<坂倉準三>により設立された<坂倉建築研究所>によって建築されました。

坂倉準三はコルビジエに師事した後、1937年にパリ万博で建築した<日本館>が建築部門のグランプリを受賞し坂倉は世界的にも有名な建築家となります。

そんな坂倉に当時の東京急行電鉄会長の五島慶太は渋谷の再開発を依頼します。

そして坂倉が1952年に起案した「渋谷総合計画」に基づき、渋谷の街は巨大化し発展していきます。
坂倉は1969年に亡くなってしまうのですが、最期に関わった幅の異なる縦長スリットが並ぶファサードを持つ「国鉄渋谷駅西口ビル(東横店南館)」の完成により54年から70年まで、坂倉が手掛けた渋谷の建築群がこれで完結します。

坂倉の遺志は坂倉準三建築研究所へと受け継がれ、坂倉が人生をかけて開発を手がけた渋谷の街に1974年”SOHO(Small Office Home Office)”という概念の先駆けとしてビラ・モデルナを竣成させたのです。

渋谷は2000年代に入り東京オリンピックによる再びの再開発が行われ、坂倉が携わった建築物も姿を消しつつあります。
そんな中、このビラ・モデルナは当時の渋谷の面影を残す大変貴重な建造物なのです。

こちらが外観です。

また、イベントを開催させていただくアトリエ・サンカッケーは「あん時のビラ・モデルナ」をコンセプトに竣成当時をイメージした内装になっています。
(準備完了後に写真上げる予定です!)

マンションというと身近な場所にあるので、建築物として価値を感じにくいかと思います。
ですが、歴史や背景などを知ることで、逆にこんな身近な所に歴史的にも価値のある建造物があるってことに驚かされます。(しかも無料で見れる)

ということで前回のBLOGで建物だけでも見に来てください。と書かせていただきました。
メインはPOP-UPですが、わざわざ来るには理由は少しでも多い方がいいと思いますのでね。建物にも興味持ってもらえると嬉しいです。

そして来る理由がもう1つ増えるニュースがございます。
急遽こちらが入荷!イベントにて先行販売します。


2018年にはロサンゼルスで開催された、総勢150名にも及ぶグラフィティアーティストの作品を一挙集結させた大規模なストリートアート展“BEYOND THE STREETS”。
この展覧会にて発売された83年公開のヒップホップ、グラフィティーアートを題材にした映画「WILD STYLE」のオフィシャルTシャツがデッドストックで入荷しました。
こちらを明日からのイベントで販売します。

3年前ですのでこの辺のカルチャーが好きな方はご存知かもしれませんが、このTシャツは展覧会当時に会場やオフィシャルサイトで販売され完売した限定商品。

ボディがアディダスってのも80年代のヒップホップカルチャーを感じさせてくれます。

LとXLが少量入荷ですので、是非ともこちらも見に来ていただけると嬉しいです。
他にも古着なども追加して展開しますので、皆様のご来店お待ちしております!

WEAREALLANIMALS POP-UP STORE “お盆”

住所:〒150-002 東京都渋谷区渋谷1-3-18 ビラモデルナC700号室(7階)
渋谷駅のB1及び20a出口から徒歩5分ほどです。
Google Map : https://goo.gl/maps/4SDVmLpCM14suW1V6

日程:2021年8月7日(土)〜8月15日(日)
営業時間:12:00-19:00
問い合わせ先:info@waaa-weareallanimals.com

*新型コロナウィルス感染症対策のため、スタッフのマスク着用、手指の消毒、定期的な換気を行います。
ご来店されるお客様におかれましても、マスクの着用、入店時の手ゆびの消毒をお願いいたします。

*体調の優れない方、熱のある方などはご来店をお控えください。また、マスクを着用していないお客様は入店をお断りする可能性もございますので、予めご了承ください。

 

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