南青山にあるアートサロン「SCENE」で辰巳菜穂の個展「空、影、路地、-Sky,Shadow,Alley-」が3月5日まで開催されている。
辰巳菜穂さんはGoogleアースのストリートビューを使い世界中をバーチャルに旅して周りそこで見つけた様々な風景を作品として描く作家で数年前に知人の紹介でその存在を知ったのだった。
実際に訪れたことのないアメリカの街角や片田舎の風景をそこに存在する光や影から感じた空気感を見事に絵画作品にするのだがインターネットの時代になるほどなあと思わせる制作のアイデアだ。
描かれる風景クールな印象だが実際にその場の雰囲気を知ることなく描くこから一定の客観的な見方が風景をそんな風な感じにするのではないかと思っている。
それにしてもグーグルアースを使うとは実に面白い目の付け所だと思うが僕もたまにグーグルアースで行ったことのある場所や行ってみたい場所を見に行くけど本当に世界中を網羅していて驚く。
いつもアメリカかヨーロッパしか行かないけどグーグルアース上ではイースター島や北欧なんかにも行ったことがあるのです。
展覧会はアポイント制なので事前予約をしてから見に行くことをお忘れなく！
