天王洲のANOMALYギャラリーで開催されている榎忠の回顧展がかなりやばい!のでご紹介します。
日本初の歩行者天国を、腹に大阪万博マークを「日焼け」で表現した榎がふんどしで闊歩、騒乱罪で連行されて話題となったり1970年にいきなり反芸術活動に覚醒するというすごいアーティスト。
この榎忠(えのき・ちゅう)はアーティスト活動をしながら一方で定年まで金型職人としても勤め上げたという経歴も凄い!
かつてボルトなどの部品だったものを手作業によって集合体として凝縮させた作品「RPM-1200」は展覧会のタイトルにもなっているけど「造形の洗練において榎忠の一つの到達点を示した」と評されるインスタレーション作品なんです。
今回の回顧展ではこの代表作「RPM-1200」を中心に「AK-47」や「COLT-AR-15」などの銃の作品シリーズ「パトローネ」シリーズ、「半刈でハンガリーに行く」、更に70年代以降の活動資料や記録も紹介されています。
凄い展覧会なのでもし行けるなら緊急事態の前に行ってみてください!必見ですよ!