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ARTIZON MUSEUMにてジャム・セッション石橋財団コレクションX鴻池朋子「Tomoko Kounoike FLIP」が開催されている。「ジャム・セッション」とは石橋財団コレクションと現代アートの共演だそうで第一回に鴻池朋子を迎えることとなった。鴻池さんは人間を変容を繰り返す生物と捉え美術館や博物館というような「型」や「分類」を考察して現代の我々に沿ったものへと組み直しを試みる表現をする作家だとのことである。大きな瞳の人物、獣の毛皮、大自然からインスパイアされた様々なイメージなど作家の表現領域は幅広く止まる所を知らない。今回の展示でも様々な手法を駆使して人間の立ち位置を再考察するような作品は圧巻でとても見応えがあった。

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