天王洲アイルにあるTERRADA ART COMPLEXに隣接する倉庫がTERRADA ART COMPLEXIIとなりオープンすることとなりそのオープニングに合わせてアートフェア「artTNZ」が開催された。コロナ渦で開催されたこのアートフェアには42軒のギャラリーが出展しそれぞれのギャラリー作家の作品を展示販売したがアートフェア事務局は顔の画像登録や検温、時間予約など様々な感染予防対策を敷いていた。「Tセクション」と名付けられた4階ではKUBOTA MAHO GALLERYが現在ギャラリーでも展覧会を開催中の古武家賢太郎の作品や人気が非常に高い作家の武田鉄平氏が初めて挑戦した花の絵なども展示していた。また原宿にあるGALLERY TARGETのブースではファッションブランド「UNDERCOVER」のデザイナー高橋盾によるドレスにぬいぐるみやランプなどを組み合わせた立体作品が発表されたほか人気急上昇中の作家である花井祐介の作品も展示された。それ以外にもタカ・イシイギャラリーや小山登美夫など人気ギャラリーが作品を展示販売していた。3階の「Aセクション」にも28ものギャラリーがそれぞれのブースで作品を展示販売した。さらに2階ではフェアに連動する形でこのフロアーに新たにオープンしたギャラリーが企画展を見せていた。天王洲アイルに新たに誕生したふたつめのギャラリーコンプレックスビル「TERRADA ART COMPLEXII」はこの場所をアートを見にゆく場所として今後もさらに盛り上げるにちがいない。
薄い影のような感じに見える不思議な絵画作品。
小山登美夫ギャラリーのブースでの展示風景。
佐藤みどりさんの花を描いた大きめな絵画作品。
工藤麻紀子の絵画作品はいつも夢の中の風景のようだ。
日高理恵子さんの絵画作品は紙の上にピグメントで描かれている。
もの派の重鎮作家、菅木志雄の立体作品。
アクリルやウレタンフォームで制作された大野智史の絵画作品。
Atsushi Kagaの作品はとてもユーモラスで可愛らしい。
武田鉄平は新作として花を描いた。大人気の作家だ。
安井鷹之介の立体作品は石膏や布、アクリルなどが使われる。
多田圭祐の作品はミックスメディアの立体的な絵画だ。
古武家賢太郎の作品は木の板に色鉛筆で描かれる。
海外でも人気急上昇のロッカク・アヤコの立体作品。
Lyによる丸い画面の作品。随分と人気が出てきたようだ。
Adriana Oliverの作品はポップアートな感じである。
オークションでも高値を記録した花井祐介の平面と立体作品。
FACEの作品。アクリル絵画だがこれもポップである。
hi-dutchの作品はベニヤを樹脂で固めた立体作品だ。
Starling Rubyの絵画作品。あまり大きくはなかったが力強い。
タカ・イシイギャラリーのブース。背景は五木田智央の作品。
Sanya Kantarovskyの水彩画の作品。独特の世界観だ。
Lawrence Weinerの作品は壁面いっぱいに広がっていた。
Jonathan Monkの作品は同じようでいて違う絵が並ぶ。
Mika Tajimaの絵画作品。デジタル的な印象だ。
Naruki Oshimaのラムダプリントによる大きな写真作品。
Teppei Kaneujiによる作品。シルクスクリーンを使った立体作品。
Jonathan Seligerによる作品。東京オリンピックがテーマだ。
タイビッチ・プンカセソンブンの立体作品は廃品を組み合わせている。
KOUSAKUKANECHIKAギャラリーのブースの風景。
沖潤子の作品は布に糸で編み上げてゆく細かい作業で生まれる。
リーウファンの作品もあった。なかなかいい感じの作品だ。
こんなユーモラスな立体作品も展示されていた。
松井智恵の絵画作品は小さいながら素晴らしい色彩だった。
こんな展示風景のブースもあって面白かった。
新平誠洙の作品はどこかズレた感じが面白い。
発泡スチロールのようで実は大理石を彫った彫刻だ。