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新宿のビームスジャパンにあるBギャラリーにて倉科昌高氏の展覧会「TOTEMIC X(トーテムX)」が開催されている。Bギャラリーでは20年ぶり3回目の開催となるそうだが倉科さんといえばスプレーペインターとしてあらゆるものをスプレーペイントでアートにしてしまう凄いセンスと技術を持った作家さんである。今回は学校で使いそうな金物のバケツにスプレーアートを施してそれを連結させてトーテムポールのように仕上げたオブジェとなっているが完成度は実に素晴らしい。家具や小物やケリーバッグなんかまでカスタムでスプレーペイントする倉科さんだがきっかけは自転車雑誌で見たアメリカのレーサーのヘルメットだったという。その当時はイラストレーターだったそうだがそれ以来スプレーペイントにハマりのめり込んで現在に至るのだ。しかし倉科さんの作品はいつ見ても完璧な仕事ぶりというかテクニックが卓越していて気持ちがいいほどである。

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