代官山のヒルサイドテラスにて小山登美夫氏がセレクションした38人のアーティストによるグループ展「ブレイク前夜」が開催されている。「時代を突っ走れ！」というサブタイトルのこの展覧会ではこれから注目すべきアーティストたちの作品が会場に展示されているが絵画にオブジェ、陶芸など平面や立体作品はどれも力作で見応え十分だ。日本の現代アートの今を垣間見れる展覧会であるとともにこれからの日本の現代アートを予感させるような展覧会にもなっている。9月27日までの開催なので興味のある方は是非とも代官山のヒルサイドテラスを訪れてみてはどうか。
奈良祐希の陶芸作品。鋭利ながらエレガントな佇まいだ。
永島信也の緻密に彫り込まれた彫刻は現代版のねつけのようだ。
神楽岡久美の作品はオブジェの完成図のようになっている。
小野耕石は動物の骨を使ってカラフルなオブジェに仕上げる。
坂本トクロウの作品は非常に写実的で素晴らしいテクニックだ。
サガキケイタの作品はアニメの線画で絵画を表現？
鮫島大輔の作品は球体に街の風景を描いたという凄い発想だ。
代官山ヒルサイドの展示会場の風景。
宮崎勇次郎の作品は日本画の背景にユーモラスなキャラクター？
多田恋一朗の作品は赤が鮮烈で目の力がすごい。
坂田あづみの作品は布で小さなキャラキターを無数に作って展示。
星山耕太郎の作品は２つの違うキャンバスを合体させている。
桝本佳子の陶芸作品。飛び出した小鳥が面白い。
田崎太郎の作品は生き生きとしたユーモアのある顔の珍獣だ。
伊藤彩の絵画作品はシュールな夢のようだ。
足立篤史の作品は紙で作られたチンパンジーの宇宙飛行士。
森洋史の作品はポップアートをモチーフに日本文化にしている。
川人綾の作品は細かい色の帯を並べてパターンを作る。
吉田泰一郎の作品は犬の形をした花びらで作られたオブジェだ。
