六本木にあるTaka Ishii Galleryにてジャデ・ファドジュティミ、法貴信也、小平雅尋、村瀬恭子、鈴木理策によるグループ展が開催されている。インクジェット出力を壁に直接貼った作品や、ペインティング、写真など個性的な作品で構成されたグループ展で様々な表現を同じ空間で見ることができて面白い。村瀬恭子の作品は以前から好きだったが今回も素晴らしい絵画を展示していた。またジャデ・ファドジュティミは初めて見る作家だが薄塗りを繰り返して画面に深みを持たせる手法でインパクトのある抽象画を描いていてとても良かった。コロナウィルスの影響でギャラリーのオープン時間などが短縮されているので出かけるときは確認してから是非お出かけください。
グループ展は様々な作品を同じ空間で見ることができて面白い。
法貴信也の作品は小さかったがインパクト十分だ。
ジャデ・ファドジュティミという作家のアブストラクトな作品。
薄塗りの絵の具を繰り返したり自由な線の動きも面白い。
村瀬恭子の作品。独特の世界観がある作家で素晴らしい。
この村瀬恭子の大きな作品はインクジェットの出力である。
小平雅尋の写真は手の込んだゼラチンシルバープリントである。