今年も1年の最後にマイアミアートバーゼルを見に行くことができた。かれこれ10年以上前から毎年来ているなんて自分でも驚くがちょうどアート界がバブル的な成長を見せたこの10年余りの間でアートフェアの変化も感じ取ることができように思う。今年は少し落ち着いて人の数も例年ほどではなかったようだがフェアの内容は興味深くバブルに浮かれて大きくて高額な作品が並んだ頃よりもなんとなく落ち着いて見て回れた気がする。バーゼル、フリーズ、アーモリー、パリフォトなど数あるアートフェアの中で来年はどのアートフェアを見に行くかまだ決めてはいないがマイアミには来たいと思う。なぜなら冬の時期に常夏のマイアミでアートを見て回るのがとても気持ちいいし合間にプールで一休みなんて気晴らしも可能だからだ。というわけで今年も沢山のアートを見て回れた1年に感謝しつつの年越しを過ごしたい。
Robert Mangoldのミニマルな作品。1994年制作だ。
ジョン・チェンバレンの鉄の彫刻も様々なサイズがある。
Gabriel Orozcoの作品。幾何学的な感じの形が面白い。
Jeff Elrodの作品。インクジェットにアクリルで新作だ。
村上隆の作品も若干見られたが前ほではないようだ。
Alloson Schlikの作品は花の枝がマチエールが立体感を出す。
立体作品やメディアアートも展示販売するブース。
Gert&Uwe Tobiasの作品。かすれた色合いがいい。
Sanam Khatibiの作品。手前の焼き物のかけらも作品。
日本から参加のscai the bathhouseのブース。横尾忠則の絵が見える。
scai一押しの作家の一人Daisuke Ohbaの作品。
マイアミの前にLAに見に寄った作家Lari Pittmanの作品。
面白い立体作品や絵画作品が並ぶ。
Karel Appelの作品は荒々しい油彩絵画。力がある。
Albert Oehlenの作品。今と違う画風は1989年の作品だという。
作品の細かな描写を間近でみる女性たち。
Rita Ackermanの作品。久しぶりに見た感じがした。
Nicole Eisenmanの作品。2019年作の新作絵画だ。
Paul McCarthyの作品は2019年作のドローイングだ。
Matthew Day Jacksonの作品は色々な技法をミックスしている。
Alvaro Barringtonの作品はキャンバスにミックスメディア。
Jack Piersonの作品もたまに見かける。お洒落だ。
結構大きな作品もいくつかあった。運んでくるのが大変そうだ。
Raymond Pettibonの作品もあった。パリで見たのを思い出す。
Mark Mandersの立体作品は小さめバージョンだった。
バーゼルの会場はかなりしっかりしたブースの作りである。
今回一番多く見たのではないかと思うPeter Halleyの作品。
Walter Priceの作品は小さめの木の板に描かれている。