LAのダウンタウン、最近はホームレスの問題が深刻化しているスキッドロウ地区の隣にリトルトウキョウやアーツディストリクト地区がある。アーツディストリクト地区にはギャラリーやお店も多くできていてアートの盛んなスポットになっているがニューヨークやロンドン、香港など世界中に展開するギャラリーのHAUSER&WIRTHもこの地区にある。ギャラリーとミュージアムの2箇所の展示スペースがあるが今回はミュージアムでとても好きな作家であるPHILIP GUSTONの展覧会を開催していた。彼がイタリアに滞在した時に制作した作品を展示した展覧会「Locating the Image」ではGUSTONらしい独特のシンボリックなイメージが描かれた油彩画とドローイング、記録ビデオの展示などがあってとても見応えがあった。ニューヨークのHAUSER&WIRTHでも感じることだがここに来ても世界規模のギャラリーはミュージアムクオリティーの素晴らしい展示を絶えず世界中で展開しているのがすごいことだと思う。

四角い目の空いた覆面のようなシンボリックなイメージと静物。

本でも読んでいるのか?指がデカイのが面白い。

GUSTONといえばピンク色を多く使う作家である。

手を描くのは今まであまり見たことがなかった。

イタリアのローマ遺跡などに影響された絵だろうか。

色と形のバランスが常に絶妙な間を生んでいる。

様々な人が訪れる転移スペース。ギャラリーでは写真展を開催していた。

 

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