六本木にあるギャラリーペロタンにて村上隆の展覧会「SUPERFLAT DORAEMON」が開催中だ。スーパーフラットは村上隆が発案したコンセプトで日本の伝統的な美術から漫画にまで脈々と引き継がれる美意識というか感性がスーパーフラットであるというような考え方である。この論理の元に本も出版して話題になったし彼のそれ以後の制作活動は全てこのスーパーフラットというコンセプトによって成り立っているのだと思う。今回はドラえもんをモチーフに作品を制作しているが元々がスーパーフラットな漫画のキャラクターなので漫画そのままがキャンバスに作品化されたという感じになっている。これがいいのかどうなのか?は賛否両論だろうが今回の表現にも使われたシルクスクリーンのような手法は村上隆が五百羅漢の作品あたりから確立したもの凄くクリーンでユニークな手法だと思った。
ドラえもんの形のお祝いの花が可愛かった。
のび太とドラえもんのバックには村上隆のトレードマークの花が。
日本人にはおなじみすぎるキャラクターである。
しずかちゃんとのび太。漫画そのもののような気もする。
ドラえもんを知っている人はどんな場面なのか想像できる。
この細かい描写はシルクスクリーンのような手法ですごい。
ドラえもん達とタケコプターで空を飛ぶカイカイキキのキャラ。
ドラえもんの形の作品もあった。線が非常にクリーンだ。